TAP the ROOTS

ストレンジャー~若き日のビリーの苦悩

2014.05.01

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誰もが皆
永遠に隠し通す顔を持っている


そんな歌詞で始まる「The Stranger」はビリー・ジョエルの代表曲のひとつだが、“人は永遠に他人をわかりえないのではないか”というテーマは、若き日のビリーにとって、哲学的な主題であり、悩みであった。

「他人のことが理解できないと同時に、自分の中にも、見えない顔があるということだ」と彼は語っている。

実際、21歳の時、ビリーは自殺未遂を起こしている。

そんな若き日の悩みを乗り越え、彼はシンガーソングライターとなり、1977年にこの曲を完成させるわけだが、曲ができてみると、何かが足りたいように思えた。

そこでプロデューサーのフィル・ラモーンと話し合い、あの印象的な口笛のオープニングと、それに続くリフが完成するのだが、ビリーがイメージしたのはこんな「ストレンジャー」だった。

霧の中、トレンチコートを肩に羽織った謎の男が歩いていく姿だ。



ビリー・ジョエル『ストレンジャー』
SMJ

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