猛暑でドロドロに溶けている、そんな時におすすめなのがジミヘン流サイケデリック・ブルース。
粘り腰のファズ・ギターでガッツ注入、夏バテ解消です。
ジミ・ヘンドリックスの演奏を実際に浴びることで、最も多くフォロワーが登場していた70年代。
中でもロビン・トロワー、フランク・マリノ、ウリ・ジョン・ロートの三人は、ジミヘン・フォロワーの御三家として有名です。
今回はフランク・マリノをご紹介。
Mahogany Rush/ World Anthem

この曲は、後にXが『BLUE BLOOD』の冒頭でカバーしたことでご存知の方も多いはず。
御大の「The Star Spangled Banner」(アメリカ国歌)へのリスペクトを込めつつも、エフェクトとシンセの波で圧倒する壮大な楽曲に仕上がっています。宇宙規模に大きなスケールを感じて、暑い暑いと連呼している場合ではないな、と反省。(冷房26度風量強)
80年代、90年代にもジミヘン・フォロワーは出現していたものの、70年代ほどストレートな信奉者が現れませんでした。
ただプリンスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、レニー・クラヴィッツなど、黒人音楽とロックを融合しようと試みたミュージシャンには確かにジミ・ヘンドリックスへのリスペクトが感じられます。
Lenny Kravitz/Tunnel Vision

そして21世紀。今でもジミ・ヘンドリックス流サイケデリック・ブルースは生き続けているのです。
例えば、ジェスパー・ムンクというミュージシャン。
本家のテンションを受け継いだ、気迫漲るサイケデリック・ブルース。
ドイツ出身で現在22歳である彼は、60年代のブルース・ロックや黒人音楽に夢中。
2011年のデビュー作で、既にブラック・キーズ等と比較されていたジェスパー・ムンク。
今年リリースされたセカンド(当楽曲収録作)『Claim』では複数のプロデューサーを起用しており、ジミ・ヘンドリックス愛を持つジョン・スペンサーも名を連ねています。
「いかにも」な、この楽曲はもちろんジョン・スペンサーによるプロデュース曲。
Jesper Munk/Courage For Love

彼もレニー・クラヴィッツ同様に幅広い音楽性を持っているミュージシャンですが、サイケデリック・ブルースがその入り口となれば、それはそれで素晴らしい。
(GAOHEWGII)








