「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

長澤 潔

中国は大連生まれ。仕事に就いたのは、60年代末。雑誌のために、ミュージシャンのインタビューを始める。
そこで聞かせていただいたアーティストたちが本音が、その後の音楽理解に役に立っている。
その後、2誌のアメリカ提携誌の編集に携わり、休みさえあれば、自費でニューヨークへ。酒で度胸をきめて、深夜、音楽クラブのドアを開いた。いい時代に楽しませてもらったロックやポップスへの恩返しに、活字を使ったミュージックの道しるべのようなコンテンツになったらと夢みている。

長澤 潔 が最近聴いてるアルバム

長澤 潔 の記事一覧

月刊キヨシ

ダンス・ミュージックから生まれた第二次大戦の歌 A Sentimental Journey

ポップスといえば、スウイング・ジャズだった1940年代。「ダンス・ホール」全盛の時代で、女性ボーカリストとビッグ・バンドが組むスタイルが定番だった。 1940年…

月刊キヨシ

日本のエレキギター・レジェンド、 田端義夫が生き抜いた時代

エレキ・ギターを横抱きに、拳を天に突きあげ、「オース!」。 トレードマークともなったパフォーマンスでステージを湧かせた人物が2013年4月25日にこの世を去って…

月刊キヨシ

マンデラとキング牧師

2013年12月5日に亡くなったネルソン・マンデラ元大統領のニュースを見て、人種差別をなくす道程がどんなに遠く困難なものだったのか、初めて知った人もいるかもしれ…

月刊キヨシ

タンゴ発祥の地はフィンランド? 映画『白夜のタンゴ』をめぐる波紋の真相

フィンランドといえば、ロシアとスウェーデンという大国に挟まれながらも、威圧を巧みにかわして、我が道を貫いてきた北欧の小国。 その背景には国民の教育水準の高さと負…

月刊キヨシ

「核なんて恐くない!」〜笑えないパロディ『アトミック・カフェ』

「唯一の被爆国と言うが、世界にはその日を祝った人たちもいた」 ある高名な文学者が、アジアで投げかけられた言葉である。それが事実であることは、映画『アトミック・カ…

月刊キヨシ

カリブの小国、ジャマイカ叛乱の唄 「ハーダー・ゼイ・カム」

カリブの海にはその昔、西欧諸国が競い合うように手に入れた島々が散らばっていた。地上の楽園と呼ばれ、景観こそ申し分なかったが、資源も産業も乏しい小国はいつまでたっ…

月刊キヨシ

すりかえられた戦争~映画 「M★A★S★H」から生まれた名曲

気合を入れて見ていたはずの映画だったが、勘違いはあるものだ。 『M★A★S★H マッシュ』という作品をベトナム戦争を題材とした作品だと、なんとなく決め込んでいた…

月刊キヨシ

消えた名作「センチメンタル・アドベンチャー」の謎

ザ・フォー・シーズンズを描いたブロードウェイのヒット・ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の映画化を果たし、84歳にして独自の道を歩み続けるクリント・イーストウ…

月刊キヨシ

「愛のさざなみ」は、なぜロス・レコーディングされたか?~名ドラマー、ハル・ブレイン起用で島倉千代子をよみがえらせた浜口庫之助

オールマイティの才能 ステージに立ち、曲を作り、そして歌詞を書いた。遊び心にとんだ明るい人柄からハマクラさんの愛称で親しまれ、ヒット・メイカーとして数々の伝説を…

月刊キヨシ

ブラック・レイン〜高倉健さんの流儀

「カメラ・テストを受けにいって、顔にドーラン塗られたら、ポローッと涙が出ましたよ。そういう土地柄で育ったものですから。九州の川筋(炭鉱街)はそういう気風がとりわ…

月刊キヨシ

ジェームズ・ディーン〜日本人が建てたもうひとつの墓碑

1955年9月30日。男はカリフォルニア州ロサンゼルス北西サリナスのレース場で開かれるレース参加するため、シルバーのポルシェ・スパイダー・550・1500RSを…

月刊キヨシ

ジョニー・キャッシュ〜ほつれかけの星条旗

次の大統領であるトランプが、アメリカはもはや、「世界の警察官」ではないと言い出したが、残念ながら介入で立ち直った国の噂は聞かない。(このコラムは2013年10月…

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