「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

季節(いま)の歌

雨あがりの夜空に

1970年代の終わり。RCサクセションは、フォークグループからロックバンドへと変貌を遂げようとしていた。 「雨あがりの夜空に」は当時、忌野清志郎が乗っていたオン…

季節(いま)の歌

冬のリヴィエラ〜大滝詠一&松本隆という名コンビが生み出した“異色のヒットソング”の誕生秘話

イタリア語で海岸を意味する“リヴィエラ”を舞台に、何とも切ない大人の歌物語が描かれる。一般的にリヴィエラというと、イタリア北西の海岸沿いを指す。 この「冬のリヴ…

季節(いま)の歌

春を想う歌・後編 〜イルカのなごり雪

1975年、かぐや姫は解散することとなる。このとき「イルカに“なごり雪”を是非歌わせたい」と名乗り出たのがイルカの夫、神部和夫だった。 イルカは19歳で神部と結…

季節(いま)の歌

春を想う歌・前編 〜伊勢正三のなごり雪

1974年、かぐや姫の代表作となったアルバム『三階建の詩』に収録された「なごり雪」。翌年、メンバーの伊勢正三が作詞作曲をしたこの曲をイルカがカヴァーし、1976…

季節(いま)の歌

百万本のバラ〜その原曲“マーラが与えた人生”を生んだラトビアの悲劇の歴史

一般的に古いロシア民謡のように思われているこの「百万本のバラ」は、実はそうではないという。北ヨーロッパの共和制国家ラトビアの歌謡曲、「Dāvāja Māriņa…

季節(いま)の歌

Walk Out To Winter〜ジョー・ストラマーが歌詞に登場するアズテック・カメラの冬ソング

彼らの名はアズテック・カメラ。スコットランドの中南部にある工業都市、イースト・キルブライド出身のロディ・フレイム(ボーカル&ギター)を中心としたグループ。 80…

季節(いま)の歌

月の歌〜Moon Dew

1969年に行われたウッドストック・フェスティバルでの熱演、そして翌年に行った大編成ツアー『マッド・ドッグス&イングリッシュメン』での活躍は、ロックフ…

季節(いま)の歌

Xmasの歌〜ミネアポリスの女からのクリスマスカード

この時期に使える、“Xmas雑学”をちょこっと。 それは、12月25日にイエス・キリストの降誕を祝うキリスト教の年中行事。一説によると、キリスト教伝来以前にゲル…

季節(いま)の歌

グレープフルーツ・ムーン〜誰もいなくなった閉店後の仕事場で作曲をしていたトム・ウェイツ

幼い頃に両親の離婚を経験したトム・ウェイツは、12歳から母親と共にサンディエゴで暮していた。15歳になった頃からピザハウスで深夜の雑役をこなす。その仕事内容は、…

季節(いま)の歌

Woodstock 〜ジョニ・ミッチェルが60年代“最後の夏”に捧げた鎮魂歌

「“自分は行けなかった”という喪失感が、ウッドストックに対する強烈な観点を私に与えてくれたのよ」 当時、あるインタビューでジョニ・ミッチェルが語った言葉である。…

季節(いま)の歌

襟裳岬〜“何もない春です”と歌われた名曲にまつわる“色々事情あり”な誕生エピソード

「襟裳岬」は、1974年1月5日に森進一(当時26歳)のシングルとしてリリースされた楽曲だ。累計売り上げでは約100万枚を記録しており、森は本作で同年の日本レコ…

季節(いま)の歌

冬が来る前に〜二人の絆と、想い出の坂道

山々が赤や黄色に染まる秋。紅葉の美しさが少しずつ色褪せてゆき…日本には冬の足音が近づいてきます。そして木枯らしが吹く頃に、冬の訪れとなる「立冬」を迎えます。 冬…

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