「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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ミュージックソムリエ

100年前に生まれた「ゴンドラの唄」が今も愛される理由

「いのち短し 恋せよ少女」で有名な「ゴンドラの唄」。歌い出しこそよく知られていますが、この曲を誰が最初に歌い、いつ流行したのかは、あまり知られていません。 20…

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気品ある【魅惑のソウル・ヴォーカル③】ダニー・ハサウェイ~広がり続けた音楽世界

ダニー・ハサウェイが突然命を絶ったのは、1979年1月13日だった。 ニューヨークのホテルからの転落死は自殺として語られているが、アトランティック・レコードのジ…

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心と体を熱くする【魅惑のソウル・ヴォーカル②】テディ・ペンダーグラス(後編)〜Joyー喜びと愛と幸せの歌

1982年、最もセクシーな男の称号を欲しいままにしていた、人気絶頂期のテディ・ペンダーグラスを悲劇が襲った。 3月18日、テディ自身が運転していた愛車のロールス…

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人生は続いていくものなんだ~フー・ファイターズ「Best Of You」

「この曲はカート・コバーンについて書かれた曲ですか?」 フーファイターズの新曲が出るたびに、幾度となく同じ質問をされてきたというデイヴ・グロール。ニルヴァーナに…

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心と体を熱くする【魅惑のソウル・ヴォーカル②】テディ・ペンダーグラス(前編)〜最もセクシーと言われた男

華やかなイルミネーションに彩られた夜の街は、人々を少しロマンティックな気分にさせる。そして冷たい木枯らしが吹けば、恋人たちの距離もぐっと近づく。 そんな季節に聴…

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観客の熱狂にしびれるダニー・ハサウェイのライヴ~「きみの友だちーYou’ve Got a Friend」

ライヴ・アルバムの楽しみは、スタジオ・アルバムと違って観客の歓声やその場の空気、温度までが中に閉じ込められたレコード(記録)を、部屋の中に居ながらにして味わえる…

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ありがとうスティーヴィ~新境地を拓いたジェフ・ベックの「哀しみの恋人達」

ベック・ボガート&アピス(BBA)は、「迷信」を収録したファースト・アルバム『ベック・ボガート&アピス』を1973年1月に発表した後も勢力的にツアーを続けていた…

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「迷信」をめぐる運命のいたずら~スティーヴィ・ワンダーとジェフ・ベック

1972年3月にアルバム『心の詩』を発表したばかりのスティーヴィー・ワンダーは、もはや全ての楽器を一人で演奏することにこだわりはなく、次のアルバム『トーキング・…

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紅白歌合戦に登場したSuperflyの転機となった「愛をこめて花束を」

デビュー10周年を迎えていたSuperflyは、2016年夏より喉の不調により活動を休止していた。そんな彼女が11月に行った復帰ライヴを経て、初のテレビ復帰に選…

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いつになったらわかるんだい?~アシッド・ジャズのグルーヴに乗せたジャミロクワイのメッセージ

1980年代後半からロンドンで吹き荒れたレア・グルーヴのムーヴメントから、アシッド・ジャズと呼ばれる新しいグルーヴを表現するミュージシャンが多く誕生した。中でも…

ミュージックソムリエ

シカゴからカーティス・メイフィールドのように希望の音楽を鳴らす男~チャンス・ザ・ラッパー

2017年のグラミー新人賞の発表は、世界の音楽シーンにちょっとした衝撃を与えた。受賞したのは当時25歳、ヒップホップ・アーティストのチャンス・ザ・ラッパーだった…

ミュージックソムリエ

社会派【魅惑のソウル・ヴォーカル⑥】~カーティス・メイフィールドのスリリングなファルセット

1960年代のアメリカでは、黒人が公民権獲得を求める運動がますます盛り上がりを見せていた。 ワシントンD.C.では大規模な行進が行われ、マーティン・ルーサー・キ…

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