「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

新着

TAP the STORY

ボブ・ディランとジョーン・バエズ〜グリニッジ・ヴィレッジで出会った二人の恋物語

1950年代末から1960年代初頭、ボブ・ディランは社会の激動と共に転機を迎える。生まれ育ったミネソタからニューヨークへと身を移し、当時プロテストソングの先駆者…

TAP the DAY

アメリカで最も有名な冤罪事件から生まれたジョーン・バエズの「勝利の讃歌(Here’s To You)」

アメリカに「赤狩り」が吹き荒れて、共産主義や自由思想が糾弾され、人種偏見と差別が増長していた1920年代。そんな時代に起きたサッコ=ヴァンゼッティ事件を映画化し…

TAP the SCENE

ワイルド・スタイル〜HIP HOPの原風景が描かれた伝説のマスターピース

『ワイルド・スタイル』(Wild Style/1983) ある音楽ジャンルの歴史を人間の年齢に例えた場合、今のロックは、すでに60歳を過ぎて間もなく年金生活の仲…

ミュージックソムリエ

ヴォーカリストとしての魅力が花開いたジョージ・ベンソンの「マスカレード」

1972年にレオン・ラッセルが発表した「マスカレード」。シングルのB面だったということもあり、それほど知られていなかったこの歌をカバーして、一躍有名になったのが…

Extra便

小泉今日子が恩師・久世光彦のために続けている舞台『マイ・ラスト・ソング』

女優になれたのは「久世さんのおかげ」だと語る小泉今日子は、「前略久世光彦様」という書き出しの手紙で、『マイ・ラスト・ソング』の成長について次のように触れている。…

Extra便

中原理恵「東京ららばい」のアレンジを彩っていたサンタ・エスメラルダのフレーバー

桑名正博のデビュー曲「哀愁トゥナイト」を作り終えた1977年2月、筒美京平と松本隆はリオのカーニバル観光を中心した南米旅行に出かけている。 引く手あまただったヒ…

TAP the DAY

ギターが弾けないのにギターで世界を変えたレオ・フェンダー

「テレキャスは馬車馬、ストラトは競走馬とか種馬って感じだな。どっちも素晴らしい機械だが、それを作ったレオ・フェンダーのことを話すってなると難しい。(中略)カリフ…

TAP the SONG

ドライブ中にスパンダー・バレエの「トゥルー」が流れて不意打ちを食らった小泉今日子

1983年に雑誌のインタビューで、「もうすぐ誕生日だけど、18歳になったら何がしたい?」と聞かれた小泉今日子は、「車の免許が欲しい! で、ホンダのステップバンを…

TAP the CHANGE

PJハーヴェイを形作った幼少時代に聴いた音楽

ロックシーンにおいて、独特の存在感を放つ女性シンガーソングライターのPJハーヴェイ。 1992年のデビュー以降、商業主義に走ったり流行に流されたりすることなく、…

TAP the SONG

岡林信康の「山谷ブルース」を聞いた板前見習いの若者が起こした行動

1960年代の半ば過ぎから後期にかけて、日本でもフォーク・ムーブメントという現象が起こった。 ギターを弾いていくつかのコードさえ押さえられれば、自分の言葉を綴っ…

Extra便

竹内まりやが「一緒に歌う相手は大瀧さんしかいない」と決めていたラブソング

1967年にフランク・シナトラと娘のナンシー・シナトラが歌った「Something Stupid(恋のひとこと)」は、全米No. 1ヒットになったデュエットの定…

TAP the SONG

テレビCMで「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」と出会った竹内まりやの衝撃

竹内まりやが衝撃を受けたのは、前触れもなく流れてきたテレビのCMだった。一緒にテレビを見ていた兄に「今のは何?」と尋ねると、「ビートルズ」と教えてくれたそうだ。…

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