「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

新着

TAP the NEWS

Goodnight Saigon〜ビリー・ジョエルが紡いだ究極の反戦歌

「Goodnight Saigon」は、ビリー・ジョエルが1982年にリリースしたアルバム『The Nylon Curtain(ナイロンカーテン)』のA面ラスト…

季節(いま)の歌

グレープフルーツ・ムーン〜誰もいなくなった閉店後の仕事場で作曲をしていたトム・ウェイツ

幼い頃に両親の離婚を経験したトム・ウェイツは、12歳から母親と共にサンディエゴで暮していた。15歳になった頃からピザハウスで深夜の雑役をこなす。その仕事内容は、…

街の歌

蒲田行進曲〜ブロードウェイ舞台の主題歌が数々の伝説を生んだ松竹蒲田撮影所の所歌に!?

どこかノスタルジックなムードが漂うこの活気溢れるメロディー。 つかこうへい作・演出の戯曲で1982年に映画化された『蒲田行進曲』(松竹)の主題歌として知る人が多…

街の歌

ルート66〜アメリカ文化発祥の“マザーロード(母なる道)”を突っ走れ!

いつか君が車で西部に行くんだったら 僕が薦めるこのハイウェイ こいつが一番さ ルート66を突っ走れ! シカゴからLAまで風が吹き抜ける 2000マイル以上の曲が…

季節(いま)の歌

Woodstock 〜ジョニ・ミッチェルが60年代“最後の夏”に捧げた鎮魂歌

神の子に出会った 彼は歩いてどこかへ行く途中 どこに行くのかと尋ねると 彼はこう言った ヤスガー農場に行くんだよ そこでロックンロールバンドに加わり 自然の中で…

季節(いま)の歌

襟裳岬〜“何もない春です”と歌われた名曲にまつわる“色々事情あり”な誕生エピソード

北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月(としつき)を ひ…

TAP the ROOTS

父親との確執。肩まで髪を伸ばした若きブルースの前に無口で立ち塞がった「親父」の記憶

「親父とは話ができなかった。親父の方も俺に口を開こうとしなかったし、母親も親父に話しかけることはなかった」 前回のコラムはこちらから 1981年、2枚組アルバム…

TAP the ROOTS

「明日なき暴走」を続けたボスが大人となる責任を感じた瞬間

1980年。ブルース・スプリングスティーンは、2枚組大作『ザ・リバー』を発表する。このアルバムは前作『闇に吠える街』の延長線上の作品を想定していた人たちを、少な…

TAP the SONG

日本のロカビリー・ブームにタイムスリップするかのような七五調の「ギザギザハートの子守唄」

チェッカーズは1980年のバンド結成以来、リーダーの武内亨とヴォーカルの藤井フミヤ(当時は藤井郁弥)が中心となって、地元の福岡県・久留米市で着実に人気を獲得。ヤ…

TAP the LIVE

なぜポール・シムノンはステージの上でベースを叩き壊したのか?

その1枚が撮影されたのは、1979年の9月21日、ニューヨーク・パラディウムで開かれたコンサートでのことだった。 この年の夏、ロンドンで新作アルバム『ロンドン・…

Extra便

「君がリーダーだから」とスティーブ・ガッドとウィル・リーに導かれて桑原あいが進んでいく道

幼少の頃から、天才エレクトーン少女として称賛されていた桑原あいが、ピアノに転向したのは中学生の後半からだった。だが、当初は「自分の下手さに絶望」してしまい、そこ…

TAP the SONG

途方にくれていた桑原あいをモントルー・ジャズフェスで励ましたクインシー・ジョーンズの言葉

2015年7月、ジャズ・ピアニストの桑原あいは、スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルで開かれたソロピアノ・コンペティションに日本代表として出演し、生きてい…

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