「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the BOOK

“ロックの裏面”を衝撃的な写真とともに綴った『ロックンロール・バビロン』

ロックンロールが産声を上げてから70年が経つ。そしてその歴史上、最も眩い輝きと底知れぬ力を放っていたのが1960年代と70年代であることは、今さら誰も否定できな…

TAP the BOOK

追悼・藤圭子~沢木耕太郎のノンフィクション「流星ひとつ」に活写された正直で飾らない女性の生き方

藤圭子が亡くなったのは2013年8月22日の昼前で、その頃に住んでいた新宿のマンションで高層階から身を投げたという、そんなニュース速報が流れて、衝撃は日本中の知…

TAP the BOOK

待ち望んでいた宝物のようなデータブック「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年完全保存版」

「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年、生誕80年 完全保存版」というデータブックには、ヒットしたシングル曲のみならず、まったく売れなかったシングル曲のジャケットま…

TAP the BOOK

伝説の『ミュージック・ガイドブック』〜中村とうようが誘う壮大な音楽の旅

『ミュージック・ガイドブック』で音楽の繋がりと流れを知った。 いわゆる「洋楽」と呼ばれる音楽の情報入手先が、まだ雑誌やラジオやTV番組、レコード店やライナーノー…

TAP the BOOK

昭和を駆け抜けた大スターの歌の原点にあったチェット・ベイカーへのリスペクト~「石原裕次郎 昭和太陽伝」

映画界にデビューして大スターになる前から、石原裕次郎は“クールジャズの象徴”と言われたトランペット奏者、チェット・ベイカーを愛聴していた。 日本では発売されてい…

TAP the BOOK

JAMAICA 1982──変化の最中にあったレゲエ・シーンの熱気と、ゲットーの暮らしぶりを記録した写真集

 真昼のキングストンは、かんかん照りで、うだるような暑い日が続いていた。行き交う黒人たちの影は、足下で饅頭のように丸まり、伸びたり縮んだりしながら、ゆらゆらと通…

TAP the BOOK

駒沢敏器が遺した幻の長編小説『ボイジャーに伝えて』

『ボイジャーに伝えて』〜駒沢敏器が遺した幻の長編小説 「あっ、駒沢さんだ」 最初のページをめくって数行読んだ瞬間、そう思った。 「駒沢さんが帰ってきた……」 駒…

TAP the BOOK

駒沢敏器の旅の本を開くと、いつだって本物の音楽がそっと聴こえてくる

追悼・駒沢敏器さんへ 今から数年前のこと。渋谷のタワーレコードがまだリニューアルする前で、7階フロアには膨大な数の書籍や洋書が売られていた。ある日立ち寄ってみる…

TAP the BOOK

自分のリスペクトする音楽をやっていくためにB級ミュージシャンとして生きた「エッジィな男 ムッシュかまやつ」

一世を風靡した年若いスターがヒット曲に恵まれなくなって人気が急速に下降し、メディアに取り上げられなくなって世間から徐々に忘れられていく。 やがてかつての栄光の日…

TAP the BOOK

“洋楽初心者”を心から祝福してくれた80年代の『ミュージック・ライフ』

ミュージック・ライフ(MUSIC LIFE)と歩んだ1980年代 「音楽に本格的に目覚め始めたのは?」と訊かれた時、多くの人は「中高時代かな」と答えるかもしれな…

TAP the BOOK

ビル・ワイマンが始めたローリング・ストーンズの記録と収集は気づくと30年を超えていた

ストーンズの記録係でもあったビル・ワイマン ローリング・ストーンズがどこから来て、僕らがどうして一緒になり、歴史上最も変化の激しい時代をどうやって潜り抜けてきた…

TAP the BOOK

イアン・スチュワートが亡くなった時にキースが送った言葉〜キース・リチャーズ語録②

前回の【キース・リチャーズ語録①〜バンドを去ったミック・テイラーに届いたキースからの電報】に続くキースの名言集第2弾。 ロックスターのイメージを創り上げた男の人…

1 / 3123

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ