「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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“洋楽初心者”を心から祝福してくれた80年代の『ミュージック・ライフ』

ミュージック・ライフ(MUSIC LIFE)と歩んだ1980年代 「音楽に本格的に目覚め始めたのは?」と訊かれた時、多くの人は「中高時代かな」と答えるかもしれな…

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伊藤銀次の自伝「MY LIFE, POP LIFE」に生き生きと描かれる日本のポップスとロックの誕生絵巻

伊藤銀次は、大滝詠一からその昔、「伊藤銀次はフィクサー、ロック界のキッシンジャーだ」と言われたことがあったという。 自分で意図してそうしているつもりはまったくな…

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イアン・スチュワートが亡くなった時にキースが送った言葉〜キース・リチャーズ語録②

前回の【キース・リチャーズ語録①〜バンドを去ったミック・テイラーに届いたキースからの電報】に続くキースの名言集第2弾。 ロックスターのイメージを創り上げた男の人…

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バンドを去ったミック・テイラーに届いたキースからの電報〜キース・リチャーズ語録①

なぜか心に染みるキース・リチャーズの言葉 キース・リチャーズの自伝本『ライフ』は、ツアー中のドライブ途中で起こる警察とのいざこざや裁判沙汰で幕開く。ミュージシャ…

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デビュー作『レス・ザン・ゼロ』で新世代の代弁者に祭り上げられた20歳の大学生

高校時代の同級生たちの生活を描いたブレット・イーストン・エリス 「ロスのフリーウェイって、合流するのが怖いわね」 1985年。そんな台詞から始まる小説『レス・ザ…

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“ロックの裏面”を衝撃的な写真とともに綴った『ロックンロール・バビロン』

ロックンロールが産声を上げてから70年が経つ。そしてその歴史上、最も眩い輝きと底知れぬ力を放っていたのが1960年代と70年代であることは、今さら誰も否定できな…

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追悼・藤圭子~沢木耕太郎のノンフィクション「流星ひとつ」に活写された正直で飾らない女性の生き方

藤圭子が亡くなったのは2013年8月22日の昼前で、その頃に住んでいた新宿のマンションで高層階から身を投げたという、そんなニュース速報が流れて、衝撃は日本中の知…

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待ち望んでいた宝物のようなデータブック「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年完全保存版」

「作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年、生誕80年 完全保存版」というデータブックには、ヒットしたシングル曲のみならず、まったく売れなかったシングル曲のジャケットま…

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伝説の『ミュージック・ガイドブック』〜中村とうようが誘う壮大な音楽の旅

『ミュージック・ガイドブック』で音楽の繋がりと流れを知った。 いわゆる「洋楽」と呼ばれる音楽の情報入手先が、まだ雑誌やラジオやTV番組、レコード店やライナーノー…

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昭和を駆け抜けた大スターの歌の原点にあったチェット・ベイカーへのリスペクト~「石原裕次郎 昭和太陽伝」

映画界にデビューして大スターになる前から、石原裕次郎は“クールジャズの象徴”と言われたトランペット奏者、チェット・ベイカーを愛聴していた。 日本では発売されてい…

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JAMAICA 1982──変化の最中にあったレゲエ・シーンの熱気と、ゲットーの暮らしぶりを記録した写真集

 真昼のキングストンは、かんかん照りで、うだるような暑い日が続いていた。行き交う黒人たちの影は、足下で饅頭のように丸まり、伸びたり縮んだりしながら、ゆらゆらと通…

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駒沢敏器が遺した幻の長編小説『ボイジャーに伝えて』

『ボイジャーに伝えて』〜駒沢敏器が遺した幻の長編小説 「あっ、駒沢さんだ」 最初のページをめくって数行読んだ瞬間、そう思った。 「駒沢さんが帰ってきた……」 駒…

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