“カートはティーン・スピリットみたいな匂いがする”
( Kurt Smells Like Teen Sprit )
ある晩、ビキニ・キルのリードボーカルだったキャサリーン・ハンナは酔っ払ったあげく、ニルヴァーナのカート・コバーンの部屋のトイレのドアにスプレーで落書きをした。
このティーン・スピリット(10代の精神)というフレーズから歴史に残る名曲、「Smells Like Teen Spirit」が生まれた。
ただ残念なことに曲を書き上げた時、カートはそれが意味するものを知らなかった。
「ティーン・スピリット」は、女性用デオドラントの名前だったのだ。
ビキニ・キルのもうひとりのメンバー、トービ・ヴェイルと付き合っていたカート。
トービは「ティーン・スピリット」の愛用者だったのである。