「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the SCENE

オン・ザ・ロード〜ジャック・ケルアック伝説の小説『路上』が教えてくれた一番大切なこと

『オン・ザ・ロード』(ON THE ROAD/2012) 1951年4月。長い旅を終えたばかりの29歳の作家ジャック・ケルアックは、ニューヨークのアパートの一室…

TAP the SCENE

セッション〜“完璧な音楽”を求めてぶつかり合う狂気の師弟関係

『セッション』(Whiplash/2014) 今、最も注目されている映画監督の一人、デイミアン・チャゼル。まったくの無名だったこの監督を一気に有名にしたのが『セ…

TAP the NEWS

音故知新⑤〜ジャズの源流を辿る旅

ジャズの起源・発祥については諸説あり、現在でもはっきりとは断定されていない。 一般的に多くの文献では19世紀末から20世紀初頭が起源とされており、アメリカ・ルイ…

TAP the SCENE

バード~モダンジャズの苦悩と歓喜を体現したチャーリー・パーカーの伝説

『バード』(BIRD/1988) 音楽の歴史を振り返ろうとする時、奇跡のようなムーヴメントが足跡のように刻まれていることに気づく。あるジャンルの音楽が大衆化/商…

TAP the DAY

アート・ブレイキーを偲んで〜ピアニストからドラマーへの突然の転身、親日家、後進たちに刻み続けるハートビート(鼓動)

アート・ブレイキー。 脈々と続くジャズ史において、輝かしくその名前を刻んだ名ドラマーである。 1919年10月11日 、アメリカ合衆国のペンシルベニア州ピッツバ…

TAP the NEWS

ヤードバーズの運命を変えた曲〜3大ギタリストを輩出したバンドの創成期

「世界には掛け値なしに素晴らしいバンドが4つある。ヤードバーズはそのうちの1つだ。」 ヤードバーズをはじめ、T・レックス、ジャパン、ワム!を渡り歩いてきた“大物…

TAP the DAY

セロニアス・モンクを偲んで〜モダンジャズ界を駆け抜けた“謎の男”の足跡

作家の村上春樹は著書『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮文庫)の中で、セロニアス・モンクについてこんな風に綴っている。 彼の音楽はたとえて言うならば、どこかから…

TAP the DAY

レスター・ヤングを偲んで〜スイングジャズからモダンジャズへ、時代の橋渡しをした異端児

「彼はサックスを斜めに傾けて吹いた。そして興が乗ってくると、それは更に少しずつ水平方向に傾き、最後にはフルートのように真横になった。でも、彼が楽器を高く持ち上げ…

TAP the DAY

チェット・ベイカーを偲んで〜悲劇の終焉を迎えた色男が歩んだ音楽人生とは?

「チェット・ベイカーの音楽には、紛れもない“青春”の匂いがする。ジャズシーンに名を残したミュージシャンは数多いけれど“青春”というものの息吹をこれほどまで鮮やか…

TAP the COLOR

1月に去ったレジェンド⑥〜ディジー・ガレスピー/プロフェッサー・ロングヘアほか

★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第320回〜RED〜 (1月に亡くなった主なミュージシャン) ロック…

TAP the STORY

マイルス・デイヴィス27歳〜麻薬中毒からの脱出、その決意と“薬抜き”の苦しみと喜び

「麻薬との戦いが終わった日、俺は12日間籠った農場から歩いて外に出て、オヤジのところまで行ったんだ。そこで彼と目が合った時、お互い笑顔と涙で顔を歪ませながら抱き…

TAP the STORY

チェット・ベイカー27歳〜若くして一流ジャズメンの仲間入りを果たした栄光の日々から一転、麻薬中毒による没落の日々

甘いマスクと歌声、そしてクールなトランペットで人気を博し“クールジャズの象徴”と言われた彼は、20代の頃どんな日々を送っていたのだろうか? そして“青春と人生の…

1 / 212

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ