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ダックウォーク~ロックに刻まれたアヒルのリズム

2013.12.17

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膝と腰を曲げて、アヒルのように歩きながらギターを弾くダックウォーク。

そのルーツは、エレクトリック・ギターをブルースに取り入れて革命をもたらしたブルースマン、Tボーン・ウォーカーにあると言われている。

それをロックンロールの象徴ともいうべきパフォーマンスへと昇華させたのがチャック・ベリーだ。

1955年にデビューすると、圧倒的なギタープレイと、見事なダックウォークで若者たちを魅了し、ビートルズやローリング・ストーンズをはじめ、多くのロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた。

その1人がAC/DCのギタリスト、アンガス・ヤングだ。

「俺がガキだった頃は、誰もがクラプトンに夢中で天才だの何だの言ってたが、俺からすればチャック・ベリーのほうがずっとイカしてた」


1973年にオーストラリアで結成されたAC/DC。
アンガスはブレザーに半ズボンというスクールボーイの格好で、ハードロックの力強いサウンドに乗せ、頭を振りながらの激しいダックウォークでステージを盛り上げた。

その人気は留まるところを知らず、1980年にリリースした『Back In Black』は全世界で4900万枚を売上げ、AC/DCはロックにおける1つの頂点に到達する。

8ビートのリズムを全身で体現するダックウォークは、時代を変えたミュージシャンたちに受け継がれて、ロックを代表するパフォーマンスへとなったのである。


Chuck Berry / Johnny B.Goode
(ダックウォークは1分40秒あたりから)

AC/DC / Let There Be Rock

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