青い空、白い雲、波の音、みどりの風、
晴れた日のドライヴ、ピクニック・ランチ、やわらかな午後の日差し、そして雨の日のコーヒー。
そんなキーワードをつい並べてみたくなる、おしゃれで美しいメロディが魅力のイタリアの男性シンガーソングライター、ジョルジオ・トゥマ。
1977年イタリア南部の古都レッチェに生まれ、12歳の時にザ・クラッシュで音楽に目覚めたロック・キッズは、17歳の時に聴いたステレオラブの音楽でポップソングに開眼したのだという。
影響を受けた音楽は、ブライアン・ウィルソン、ニック・ドレイク、ティム・バックリィ、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、マルコス・ヴァーリ、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイ、そしてイタリアの映画音楽を数々手がけるピエロ・ピッチオーニ、アルマンド・トロヴァヨーリの名前を挙げる。
これまでにリリースされたアルバムは4枚。
2003年の1stアルバム『アンカラード(スウィンギン・ポップ・アラウンド・ローズ)』は、まさにアルバム・ジャケットのデザインのようなカラフルなポップサウンドが満載だ。
4年後の2007年にリリースされた2nd『マイ・ヴォーカリーズ・ファン・フェア』は、ソフト・ロック〜ボサノヴァのテイストも感じさせる、極上のポップセンスが光る名作と言われている。
3rd『イン・ザ・モーニング・ウィル・ミート』(2011年)では、映画音楽的要素も増えてよりドラマティックなコンセプチュアル・アルバムに仕上がっている。
そして2016年にリリースされた最新アルバム『ディス・ライフ・ディナイド・ミー・ユア・ラブ』は、実に3年の年月をかけて制作されたという力の入れようだ。ポップソングへの世界へと導いてくれた、元ステレオラブのレティシア・サディエールとのデュエット曲も収録されている。
ジョルジオ・トゥマの音楽は、美しいコーラスにも魅力がある。
ビーチボーイズを思わせるコーラス・ワークは、ジョルジオ自身の声をオーヴァー・ダビングしたもので、時折マティルデ・ダヴォリの女性ヴォーカルが参加している。二人の声はとてもよく似ていて、心地よいハーモニーを聴かせてくれる。
ジョルジオ・トゥマの音楽から連想されるのは、例えば、1970年代のシンガーソングライターの時代のフォーク〜ソフトロックの内省と哀愁。
1980年代のアズテック・カメラ〜プリファブ・スプラウトのセンチメンタリズム。
1990年代のステレオラブ〜ハイラマズ、またはカーディガンズなどのスウェディッシュ・ポップにおける透明感。
そして、イタリア映画音楽のロマンティシズム。
または、日本の1970年代のシュガーベイブ、80年代の大瀧詠一、90年代のフリッパーズギター〜コーネリアスのサウンドのきらめき。
そんな様々な音楽の極上のエッセンスだけを内包し、ジョルジオ・トゥマ独自の音楽世界が繰り広げられているポップ・サウンドは、聴く人によってそれぞれのジョルジオ・トゥマを発見するかもしれない。
2016年10月にはイギリスでもコンサート・ツアーを行ったジョルジオ・トゥマの来日公演が2017年2月に決定している。今回はアルバムに参加しているギタリストのジュゼッペ・マンタとのアコースティック・デュオでのライヴになるという。
ぜひ貴方だけのジョルジオ・トゥマを感じてみて欲しい。
Maude Hope (2016)




2月17日(金)福岡 papparayray(パッパライライ)
2月19日(日)大分・湯布院 CREEKS.(クリークス)
2月20日(月)熊本 FELICIA(フェリシア)
2月21日(火)東京・清澄白河 THE FLEMING HOUSE(フレミング・ハウス)
2月23日(木)東京・恵比寿 Batica(バチカ)
2月24日(金)東京・代官山 Weekend Garage Tokyo
2月25日(土)大阪 天満教会
2月26日(日)北海道・札幌 PROVO(プロボ)
2月27日(月)北海道・札幌 ヒガシダ文庫
ジョルジオ・トゥマ・ジャパン・ツアー・2017の詳細はこちらから。
http://www.productiondessinee.com/news/pd-tour-giorgio-tuma-japan-tour-2017/
また、ジョルジオ・トゥマの4枚のアルバムの日本盤のライナーノーツを執筆している吉本宏氏がイタリアのジョルジオ・トゥマを訪ねた時のコラムはこちら。
(大阪公演の予約もできます)
ジョルジオ・トゥマを訪ねて南イタリアへ








