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「TAP the COLOR」連載第344回〜RED〜
(4月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック:コージー・パウエル、レイン・ステイリー(アリス・イン・チェインズ)、ジーン・ピットニー、マルコム・マクラーレン、カート・コバーン、ローラ・ニーロ、リトル・エヴァ、J・ガイルズ、ジェシ・ウィンチェスター、ジョーイ・ラモーン(ラモーンズ)、リンダ・マッカートニー、エディ・コクラン、リヴォン・ヘルム(ザ・バンド)、スティーヴ・マリオット、ジョニー・サンダース、フィービー・スノウ、ミック・ロンソン
ポップ:アヴィーチー
カントリー/フォーク:タミー・ウィネット、ジョージ・ジョーンズ、マール・ハガード、フィル・オクス、サンディ・デニー、リッチー・ヘブンス
ブルーズ/R&B/ソウル:マディ・ウォーターズ、マーヴィン・ゲイ、ブルック・ベントン、パーシー・スレッジ、アール・フッカー、プリンス、オーティス・スパン、レフト・アイ(TLC)、Z.Z.ヒル、ベン・E・キング、バーナード・エドワーズ(シック)、イヴォンヌ・ステイプルズ
ジャズ:バディ・リッチ、サラ・ヴォーン、アラン・ホールズワース、ニーナ・シモン、レッド・ガーランド、デクスター・ゴードン、カウント・ベイシー
その他:ニーノ・ロータ、ストーム・トーガソン
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エディ・コクラン『12 of His Biggest Hits』(1960)
ロックンロール/ロカビリー期のスター、エディ・コクラン。1960年4月17日、自動車事故によってわずか21歳の若さで逝く。本作には代表作「Summertime Blues」「C’mon Everybody」「Somethin’ Else」などを収録。その後、シド・ヴィシャスによってカバーされ、パンク世代にも親しまれる。また、同時期に活躍したリッチー・ヴァレンスの伝記映画『ラ・バンバ』では、ブライアン・セッツァーがコクラン役を熱演した。
フィル・オクス『Greatest Hits』(1970)
一時期、ボブ・ディランのライバルとさえ位置づけされたこともあるプロテスト・フォークシンガー。頑なまでに時代や政治と向き合い、アコギ一本でひたすら貫く姿勢は、ジャーナリスト歌手のような印象。アメリカが激動の時代から移り変わった1976年4月9日、自ら命を絶つ。35歳だった。
シック『C’est Chic』(1978)
Gのナイル・ロジャースとBのバーナード・エドワーズが中心となり、ディスコシーンの頂点に立ったシック。本作はセカンドで、ダンスフロアでも大ヒットした「Le Freak」を収録。また、サード作に入っている「Good Times」はヒップホップのネタとしてサンプリングされたのは有名。エドワーズは1996年4月18日、来日中の東京のホテルで死去。43歳だった。
Z.Z.ヒル『Down Home』(1982)
1960年代から活動するソウルシンガーが、1982年に南部ミシシッピのマラコ・レコードから放ったブルーズ賛歌「Down Home Blues」。死にかけた音楽の復活。ロバート・クレイやSRVらが牽引した80年代の“ブルーズ・イズ・バック”はここから始まった。しかしヒルは絶頂期の1984年4月27日、48歳で他界してしまった。
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■中野充浩のプロフィール
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