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洗練された楽曲が生まれた時代、シンガーソングライターたちが台頭した70年代

2022.07.20

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ジェイムズ・テイラー、エルトン・ジョン、キャロル・キング、ギルバート・オサリバン、ビリー・ジョエル、ジョン・デンバー…そしてブルース・スプリングスティーン。
彼らは皆、1970年代のミュージックシーンにおいてその才能を開花させた“シンガーソングライター”である。
1970年代…それはミュージシャンとリスナーの年齢の幅がどんどん広がりつつあった時代。
ミュージシャン達は30歳を超えても引退しようとせずに、自分の年齢に見合う音楽を作るようになった。
1950年代にエルヴィスを、1960年代にはビートルスやボブ・ディランを聴いて育ってきた若者達は大人になってもロックを聴き続けたのだ。
いつのまにか“Don’t trust anyone over 30(三十歳以上の奴は信じるな)”という言葉は忘れ去られていった…。
ロックはティーンエイジャー達の“反抗の音楽”から、大人向けの洗練された娯楽までを広くカヴァーする音楽となりつつあった。

それまでの音楽業界はレコード会社を中心に「プロの作詞家・作曲家が曲を作り」→「プロの編曲家が音作りを担当し」→「プロデューサーの仕切りの下で歌手が歌う」という図式があった。
だが1960年代の中頃からは、ボブ・ディランやサイモン&ガーファンクルをはじめ、多くのアーティスト達が自作曲を歌うことによって、より直接的に“想いを伝える”という手段を手に入れたのだ。
歌手は美声でなくてはならないという、それまでの常識は葬り去られ…より説得力のある歌詞、過剰に飾らないアコースティックをベースにしたサウンド作りなど、これまでになかった魅力を備えたアーティストと楽曲が多数誕生したのは70年代だったのだ。

ヴェトナム戦争を背景に平和や反戦を訴える楽曲は陰を潜め、アーティスト自身の実体験や人生経験を下敷きにした楽曲が好まれるようになったのだ。

70年代の初頭にジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスンという稀代のロックスター達が次々と(奇しくも皆27歳の若さで)この世を去り、それまでの時代を席巻していたサイケデリックムーブメントの魔力は完全に失われることとなった。


70年代、それはロックやポップスがより身近な言葉や高い作曲能力によって新たな輝きを放ち始めた時代だった。
ジャズ、ブルース、カントリーミュージック、ロックンロール、R&B…脈々と続くミュージックシーンにおいて、ある意味最も音楽的に洗練された“豊作の時代”だったのかもしれない。






<参考文献『新版ロックスーパースターの軌跡』北中正和(音楽出版社)>
<参考文献『世界のポピュラー音楽史』山室紘一(ヤマハミュージックメディア)>







こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。










【佐々木モトアキ×Keith “唄うたいと雷神”】

6月18日(土)金沢JealousGuy
6月19日(日)富山・高岡GOOD FELLOWS
6月25日(土)高円寺MOONSTOMP
7月22日(金)青森Be on café 222
7月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC 
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(昼公演)
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(夜公演)

↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733597546.html






【歌ものがたり2022 雨ニモマケズ風ニモマケズ】



7月16日(土)米子Music Bar Hana Hana
7月17日(日)鳥取LOVE FLASH FEVER
7月18日(月・祝)松江B1
7月30日(土)静岡・御前崎Cook House椿
7月31日(日)愛知県・東海市Funky LIVE Dinerダイナマイト
8月6日(土)東京(調布市)柴崎RATHOLE
8月7日(日)埼玉・新所沢LAD COMPANY 
8月19日(金)徳島SOUND SPACE FUN
8月20日(土)徳島Music Bar Ricky 
8月21日(日)倉敷 下津井スタイラス
8月22日(月)兵庫(伊丹) BAR BOILER ROOM
8月26日(金)東広島(西条)HOTEL VAN CORNELL屋上
8月27日(土)福岡(警固)呑処 岡ひろ
8月28日(日)大牟田 陽炎
9月3日(土)田川Diamond Moon
9月4日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis
9月17日(土)京都LIVE&SALON夜想



↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733736025.html





【THE HUNDREDS 佐々木モトアキ×NOBUYAN’ Special Acoustic Live Tour 2022 “Only 2Men-6Days”】

9月18日(日)大阪 新世界ヤンチャーズ
9月19日(月・祝)名古屋 ROLLING MAN
9月22日(木)福岡 Bar KINGBEE
9月23日(金・祝)福岡 Bar KINGBEE
10月1日(土)新潟 Live Bar Mush
10月2日(日)仙台 Cafe de Lucille

↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12748624898.html



佐々木モトアキの楽曲「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。

例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。


音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒︎
お気軽にご依頼のご相談・ご連絡ください♪
sasa@barubora.jp
090-2669-2666

【佐々木モトアキ プロフィール】
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12648985123.html

【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
http://www.tapthepop.net/author/sasaki

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