「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

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小沢健二の言葉から気づかされる歌と音楽の力、レコードやCDの匂い、そして音楽の記憶

1968年生まれの小沢健二はドイツ文学者の父、心理学者の母をもち、クラシックのレコードと並んでビートルズのボックスがある、そんな音楽環境の家庭に育った。 父親の…

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野心的な作品が大ヒットしたことで方向性がひとつに定まったグループ・サウンズ

テンプターズのヴォーカリストのショーケンは17歳の若さだったにもかかわらず、デビューする前からすでに表現者として直感と強い意志を持っていた。 だからデビュー曲に…

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「ゲッティング・ベター」~他のバンドと圧倒的に違っているビートルズならではのコンビネーション

ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』には、トリップ・ミュージックの代表作ともいわれる「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウ…

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ビートルズとストーンズに最も近かったのが1967年のザ・テンプターズ

「カッコいい」「あこがれ」「美少年」 「自意識」「純粋さ」「反骨精神」「スタイリッシュな生き方」‥‥ グループ・サウンズ(GS)は1967年から68年にかけて、…

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美空ひばりの「リンゴ追分」からジャズの匂いを感じたという中学生のかまやつひろし

1952年4月に民間放送のラジオ東京(現TBS)の開局を記念してオンエアされたラジオドラマ、『リンゴ園の少女』の挿入歌として作られたのが「リンゴ追分」である。 …

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「ザ・ラスト・タイム」で初めて明確になったストーンズのサウンドとスタイル、そして新たな方向性

初期のローリング・ストーンズにとってターニング・ポイントとなった「ラスト・タイム (The Last Time)」ができた時、キース・リチャーズは初めて「この作…

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ローリング・ストーンズの名曲「レディ・ジェーン」を自ら歌ったエンジニアのグリン・ジョンズ

1959年にIBCスタジオの見習いエンジニアの仕事を得たグリン・ジョンズは、ローリング・ストーンズのロードマネージャーだったイアン・スチュワート(ステュ)と親友…

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朝日ソノラマが「鉄腕アトム」に続いて連続して放ったテレビ漫画のヒット曲「鉄人28号」と「エイトマン」

朝日ソノラマの橋本一郎が『鉄腕アトム』の音盤化を思いついてすぐに制作に取りかかり、音源やビジュアルを完成させたちょうどその頃、テレビ漫画の第2弾となる3本の作品…

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ブラジルで新たな一歩を踏み出した「上を向いて歩こう~オーリャ・プロ・セウ(Olha pro céu)」

2016年7月29日の金曜日と30日の土曜日、リオデジャネイロ市の中心部にある「VIVO RIO」では、日本の国際交流基金の主催で『上を向いて歩こう~Olha …

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永積崇が竹中直人に歌ってくれた「サヨナラCOLOR」から生まれたラブ・ストーリー

竹中直人がオリジナル脚本『ミセス「洋燈」へ』を初めて読んだとき、「サヨナラCOLOR」のことが頭に浮かんできたという。 普通に撮影したら30分から40分ぐらいに…

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『ミート・ザ・ビートルズ』を聴いたかまやつひろしが確信した近未来、そこから生まれたスパイダースの「フリフリ」

それは1964年のことだった。 皇居脇にあった日比谷の三信ビル1階に、洒落たハンドバックなどのファッション小物やアクセサリー、輸入雑貨類など売ってるショップがあ…

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いろいろな替え歌にカヴァーされてスタンダードになった「世界の国からこんにちは」

「万国博テーマソング 軽快な曲できる」 3年後に大阪で開催される日本万国博覧会を盛り上げるために、一般公募によって作られた歌の完成を報じたのは1967(昭和42…

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