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「君はとても美しい…」のあとに続く言葉

2024.12.21

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♪ ユー・アー・ソー・ビューティフル…


ジョー・コッカーのハスキーな声がそう歌い上げる。

ビートルズのセッション・ミュージシャンとしても知られ、『ナッシング・フロム・ナッシング』などのヒット曲を持つビリー・プレストンが1974年に書いた『ユー・アー・ソー・ビューティフル』ほど、シンプルなラブソングはない。

そして、その歌の主題こそは、飾りなき、男の思いなのである。

「君はとても美しい…」
ジョー・コッカーは、そこまで歌うと、一息入れた後、こう付け加えるのだ。

♪ トゥ・ミー ♪


「俺には。。。」
客観的に評価して、君は美しい、ではないのである。周囲はどう思っているか知らないが、少なくとも、俺は君のことを美しいと感じている、と言っているわけである。

♪ わかるだろ。。
君は俺が望むすべて
君は俺が必要とするすべてだと ♪


そして歌詞はまた、冒頭の主題に戻るのだ。

♪ 君はとても美しい。。
俺には。。。♪


美辞麗句を並べるラブソングにはない説得力が、ジョー・コッカーの歌声とあいまって、聴く者の心をとらえる。



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