イタリア出身の音楽プロデューサー、ジョルジオ・モロダー。ジョン・レノンと同じ1940年に生まれた彼は23歳の時、シンガーとしてデビューを果たしている。そしてその後はプロデューサーに転身。特に映画の音楽プロデューサーとしてその名声を欲しいままにした。
『ミッドナイト・エクスプレス』(1978年:主演ブラッド・デイヴィス)
『アメリカン・ジゴロ』(1980年:主演リチャード・ギア)
『スカーフェイス』(1983年:主演アル・パチーノ)
『フラッシュダンス』(1983年:主演ジェニファー・ビールス。主題歌「ホワット・ア・フィーリング」/アイリーン・キャラ))
『ネバー・エンディング・ストーリー』(1984年:主題歌「ネバー・エンディング・ストーリー」/リマール)
『トップガン』(1986年:主演トム・クルーズ。主題歌「愛は吐息のように」/ベルリン)
『オーバー・ザ・トップ』(1987年:主演シルヴェスター・スタローン)
中でも『フラッシュ・ダンス』と『トップガン』では、アカデミー賞歌曲賞を受賞している。
♪
あなたの色で
私を塗って
♪
だが、彼をブレイクさせたのは、何といっても1980年に『アメリカン・ジゴロ』の挿入歌として使われた「コール・ミー」である。
『アメリカン・ジゴロ』
モロダーは当初、ある女性シンガーを念頭にこの曲を作っていた。ハスキーで、色気があり、妖しげな魅力に包まれたその女性とは、1977年に1000万枚以上の驚異的なアルバム・セールスを記録した『噂』で絶頂期を迎えたいたバンド、フリート・ウッドマックのスティーヴィー・ニックスである。
だが、モロダーのオファーは、却下されてしまう。
スティーヴィー・ニックスの声を念頭に作った歌である。他に誰が歌えるというのだろう。そこで白羽の矢が立ったのが、1979年に「ハート・オブ・グラス」をヒットさせたばかりのブロンディだった。
ブロンディといっても、モロダーが呼んだのはボーカルのデボラ・ハリーだけである。デボラは、モロダーの用意していた曲を、シンプルでセクシーな歌詞に書き換えた。
♪
電話して
いつでも
いつでもいいから
電話して
♪
レコーディングはわずか、3時間で終わった。そして「コール・ミー」はブロンディ最大のヒット曲となったのである。
ザ・ベスト・オブ・ブロンディ
●Amazon Music Unlimitedへの登録はこちらから
●AmazonPrimeVideoチャンネルへの登録はこちらから

- TAPthePOPアンソロジー『音楽愛 ONGAKU LOVE』
TAP the POPが初書籍を出版しました!
「真の音楽」だけが持つ“繋がり”や“物語”とは?
この一冊があれば、きっと誰かに話したくなる
今までに配信された約4,000本のコラムから、140本を厳選したアンソロジー。462ページ。
「音楽のチカラで前進したい」「大切な人に共有したい」「あの頃の自分を取り戻したい」「音楽をもっと探究、学びたい」……音楽を愛する人のための心の一冊となるべく、この本を作りました。
▼Amazonで絶賛発売中!!
『音楽愛 ONGAKU LOVE』の詳細・購入はこちらから



