TAP the COLOR

ロックの殿堂入り1991〜ジョン・リー・フッカー/インプレッションズほか

2016.11.23

Pocket
LINEで送る

★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド
「TAP the COLOR」連載第161回

1986年から始まった「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame) は、デビュー25年以上のミュージシャンやバンドを対象としているが、1991年のセレモニーではジョン・リー・フッカー、ジミー・リード、ラヴァーン・ベイカー、インプレッションズ、ウィルソン・ピケット、アイク&ティナ・ターナー、ザ・バーズらが殿堂入りした。

あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから

mi0002228344 ジョン・リー・フッカー『The Great John Lee Hooker』
デトロイトの自動車工場で働きながらブルースを演奏していた孤高のブギ・マン。1948年のデビュー曲「ブギ・チレン」でいきなりのミリオン・ヒットを飛ばす。自らのギターと歌、床を踏み鳴らすフット・ストンプ、強烈なスロー・ブルース。唯一無比の世界で半世紀近く第一線で活動した。2001年6月21日死去、享年83。本作は1948〜54年、モダンレーベルの録音集。凄まじい破壊力だ。


the-sound-of-wilson-pickett-cover ウィルソン・ピケット『The Sound of Wilson Pickett』(1967)
サザン&ディープ・ソウルの伝説シャウター、ウィルソン・ピケット。ローリング・ストーンズやザ・ジャムもカバーした「If You Need Me」「In The Midnight Hour」「Land of 1000 Dances」などはベスト盤でぜひ聴いてほしい。本作はキャリア絶頂期の頃の作品で、ヒット曲「Funky Broadway」を収録。

900x900px-ll-9a4ac357_impressions13 インプレッションズ『People Get Ready』(1965)
ソウル時代のヴォーカル&コーラスグループの先駆けだったインプレッションズ。カーティス・メイフィールドは亡きサム・クックの継承者として、黒人たちへ生きるためのメッセージを歌い上げる。1958年のジェリー・バトラー作「For Your Precious Love」も名曲だが、やはり本作収録のカーティスによる「People Get Ready」は外せない。ロックファンにはジェフ・ベックとロッド・スチュワートのカバーでも有名。


sweetheart-of-the-rodeo-52b2f1c11eb33-600x600-600x600 ザ・バーズ『Sweetheart of the Rodeo』(1968)
名作だらけのバーズのアルバムの中でもひときわ輝くのがグラム・パーソンズ在籍時の本作。カントリー・ロックの金字塔的作品。グラムが歌う「Hickory Wind」に心が震えない人などいるのだろうか。親友だったキース・リチャーズは言った。「グラムには、他の奴には見たことがない独特の資質があった。女を泣かせることができるんだ。女の涙を誘い、物悲しく切ない思いを届けることが。安っぽいお涙頂戴じゃない。心の琴線に触れるんだ。あいつにの手には特別な糸が、女の心の急所をつかむ無類の糸が握られていた。俺の足も涙の川を渡ってずぶ濡れだった」
(こちらもお読みください)
キース・リチャーズとグラム・パーソンズ〜涙の川を渡った男たちの心の風景

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

関連アーティスト

関連するコラム

[TAP the COLOR]の最新コラム

このコラムへの感想・コメントを書く

Pagetop ↑