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12月に去ったレジェンド⑥〜ホーギー・カーマイケル/アーティ・ショウほか

2018.12.26

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「TAP the COLOR」連載第312回〜MONOCHROME〜

(12月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ロイ・オービソン、リッキー・ネルソン、ボビー・ダーリン、デニス・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、イアン・スチュワート、リック・ダンコ(ザ・バンド)、フランク・ザッパ、キャプテン・ビーフハート、トミー・ボーリン(ディープ・パープル)、グレッグ・レイク(EL&P)、ジョー・コッカー、イアン・マクレガン、ボビー・キーズ、ダン・フォーゲルバーグ、ニコレット・ラーソン、ジョー・ストラマー、カースティ・マッコール、ジョージ・マイケル、ダイムバッグ・ダレル(パンテラ)

カントリー/フォーク:マーティ・ロビンス、レイ・プライス、ハンク・スノウ

ブルーズ/R&B/ソウル:ブラインド・レモン・ジェファーソン、ダイナ・ワシントン、ジミー・ロジャース、アルバート・キング、フレディ・キング、マジック・サム、リー・ドーシー、サム・クック、オーティス・レディング、ジェームス・ブラウン、アイク・ターナー、ルーファス・トーマス、カーティス・メイフィールド、ナタリー・コール

ジャズ:グレン・ミラー、アーティ・ショウ、オスカー・ピーターソン、マル・ウォルドン、ケニー・ドーハム、フレディ・ハバード、グローヴァー・ワシントン・ジュニア

その他:ホーギー・カーマイケル、アントニオ・カルロス・ジョヴィン、ディーン・マーチン


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ホーギー・カーマイケル『The Essential』
「スターダスト」「我が心のジョージア」など、数多くのスタンダードを遺したカーマイケルの、彼自身のピアノ演奏が聴けるアンソロジー。ウィリアム・ジンサーの名著『イージー・トゥ・リメンバー〜アメリカン・ポピュラー・ソングの黄金時代』によれば、「古き良きアメリカをこれほどまでに呼び起こすソングライターは、カーマイケルをおいて他にいない」。都会的な洗練の極みとも言える同郷(インディアナ州)のコール・ポーターとは対照的に、カーマイケルの曲には牧歌的な風景が流れる。1981年12月27日、82歳で死去。


グレン・ミラー『The Essential』
1920年代から40年代はダンスバンドの黄金時代だった。中でも30年代からのスウィング・ジャズは大ブームとなり、今のポップスターやロックスター並みの人気を誇った。グレン・ミラーとその楽団は最も成功を収め、20曲以上ものナンバーワン・ヒットを記録。本作はその数々が聴けるアンソロジー。「ムーンライト・セレナーデ」や「イン・ザ・ムード」を知らない人はいないだろう。その音楽人生と悲劇的な死は伝記映画にもなった。1944年12月15日、40歳で死去。

アーティ・ショウ『The Essential』
ベニー・グッドマン、トミー・ドーシー、グレン・ミラーなどと並んで、スウィング・ジャズの人気ビッグバンドだったアーティ・ショウとその楽団。こちらもヒット曲は膨大にあり、中でも「ビギン・ザ・ビギン」や「フレネシ」は何度でも聴ける名演奏。この時代を描く映画には必ずと言っていいほどサウンドトラックに収められる。アーティは実験的なアプローチを行ったミュージシャンでもあった。2004年12月30日、94歳で死去。

ブラインド・レモン・ジェファーソン『The Best Of』
テキサス出身のカントリー・ブルーズのスターがブラインド・レモン・ジェファーソンだ。初録音は1925年末〜26年初めと、ブルーズマンたちの中では最も古い。1920年代生まれであるあのブルーズの王様B.B.キングのアイドル的存在だったことでも有名。モダン・ブルースの父と称されるTボーン・ウォーカーは少年時代にブラインド・レモンの手を引いて行動をサポートしていた。29年までに約100曲を吹き込んだが、本盤はそこから厳選された歴史的録音集。1929年12月19日、36歳で死去。
(詳しくはこちらのコラムで)
伝説のブラインド・レモン・ジェファーソンは本当に“盲目”だったのか?

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