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フィロソフィーのダンス──ファンク/ソウル好きにこそ聴いてほしい!期待の4人組アイドル・グループ

2016.12.20

TAP the POPの読者には「アイドル」というだけで拒否反応を示してしまう方も多いかもしれないが、まずは騙されたと思って、この曲を聴いてみてほしい(水着姿の映像に目を奪われてしまうのはまあ仕方ないとして)。


この「アイム・アフター・タイム」という楽曲を歌っているのは、氣志團、ナンバーガール、相対性理論、Base Ball Bearなど数々の個性と才能を発掘してきた加茂啓太郎がプロデュースを手がける初の女性アイドルグループ、〈フィロソフィーのダンス〉。オーディションで選ばれたメンバーによって2015年7月に結成(結成時は5人組)。シンガーソングライターとしても活動する奥津マリリ、メンバー内で唯一アイドル活動経験のある佐藤まりあ、コスプレイヤーの十束おとは、バンドのボーカリストという経歴もある日向ハルからなる、愛くるしいルックスとしっかりとした歌唱力を併せ持つ4人は、ライブを中心に活動を展開しながら着実に支持を集め、2016年11月にファースト・フル・アルバム『FUNKY BUT CHIC』を発表した。

ポップ・バンド〈ふぇのたす〉のメンバーとして活躍したヤマモトショウが全曲の作詞を担当、また大半の作曲と、全編曲と演奏に関わる宮野弦士という20代前半の若手作家が中心に手がける楽曲は、ブラック・ミュージックを主軸に据えた現代版シティポップといった趣。ナイル・ロジャースを彷彿させるディスコ・ナンバー「すききらいアンチノミー」、モータウン調の「オール・ウィ・ニード・イズ・ラブストーリー」やファンキーなカッティング・ギターに心躍る「VIVA運命」など、ここ数年のダフト・パンクからブルーノ・マーズあたりに続く世界的な潮流であるディスコ/ファンクのムーヴメントとシンクロしながらも、アイドル・ポップスとしての瑞々しさも感じさせる。

何よりフィロソフィーのダンスの大きな魅力となっているのは、メンバーそれぞれの歌声だ。とくにメインボーカルの二人、しっとりとまとわりついて離れない中毒性を持つ奥津マリリの歌声と日向ハルの表現力豊かなソウルフルな歌唱の絶妙なコントラストは、ハイクオリティなサウンドに負けない個性を放っている。

東京女子流、Especia、清竜人25のように音楽好きを唸らせるアイドル・グループがこれまでにも誕生してきたが、フィロソフィーのダンスも間違いなくその系譜に置きたくなる、期待のグループだ。

アイドルだから許して
哲学があればいいでしょ
アイドルだから気づいて
本当があればいいでしょ
アイドルだけは許して
哲学があればいいでしょ
アイドルだけはわかって
そこに愛だってみつかるから

もうやめられない!
(「アイドル・フィロソフィー」より)




フィロソフィーのダンス『FUNKY BUT CHIC』

フィロソフィーのダンス
『FUNKY BUT CHIC』

(PHILOSOPHY OF THE WORLD)


official website
http://danceforphilosophy.com/




Live Schedule
2016年12月25日(日)東京・渋谷 O-nest
2016年12月26日(月)東京・渋谷 WWW
2016年12月30日(金)東京・品川グランドホール
2017年1月6日(金)東京・吉祥寺CLUB SEATA
2017年1月8日(日)東京・渋谷 O-nest
2017年1月14日(土)東京・新木場 STUDIO COAST
詳細はフィロソフィーのダンスofficial websiteを参照ください。

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