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コスモ・パイク──スカ、ソウル、ヒップホップを柔軟にミクスチャーする、弱冠20歳の最注目株

2018.08.07

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以前このコーナーで紹介したサンファや、トム・ミッシュのような新世代のシンガー・ソングライター。シェイム、ゴート・ガール、ファット・ホワイト・ファミリーといったロック・バンド。ビンカー&モーゼス、プーマ・ブルー、エズラ・コレクティヴに代表されるオルタナティヴ・ジャズ……などなど注目のバンドやミュージシャンを続々と輩出している、サウス・ロンドン。多様な文化が交錯するこの地域からは、自由奔放なスタイルで音楽やアートを表現していくアーティストたちが、互いに影響を与え合いながら、独自のシーンを形成している。そんなサウス・ロンドンらしさを体現している注目株といえるのが、1998年生まれのシンガー・ソングライター〈コスモ・パイク〉だ。

ジャマイカ人の父、ミュージシャンとしても活動していた母の元に生まれた彼は、音楽を身近に育ってきたという。エイミー・ワインハウスやアデルを育てたブリット・スクールに通い、音楽制作やパフォーマンスについて学びながら、ライブ活動を展開していった。SoundCloud上で自身の楽曲を発表しはじめ、2016年にミュージシャンとして本格デビューを果たすと、翌年には初のEP『Just Cosmo』をリリースした。

レゲエやスカ、ヒップホップ、ジャズ、ソウル、ブルース、パンク、ガレージ・ロックなどを自然に取り込んでは、自らの音楽へと昇華していく様は、クラッシュやスペシャルズから連綿と続く、UKならではなクロス・カルチャーが生み出す音楽の面白さに通じる魅力を感じさせる。また、音楽活動のかたわらスケーターやモデル、スプレー・ペイントによるグラフィティ・アートなど多才ぶりを発揮する彼は、MVも自ら撮影・制作したりと、肩の力の抜けた軽やかなクリエイティビティは、まさに今の時代の若者ならではのスタイルといえるだろう。

今年4月に初来日となる単独公演を青山のクラブで行い、会場に詰めかけた耳の早いリスナーたちを大いに盛り上げたコスモ・パイクが、〈SUMMER SONIC 2018〉への出演、そしてビルボードライブ東京での単独公演で早くも再来日を果たす。ネクスト・ブレイク最右翼と目される若き才能のステージを見逃す手はない。


コスモ・パイク『Just Cosmo』

コスモ・パイク
『Just Cosmo』

(70Hz Recordings Ltd)


SUMMER SONIC 2018
2018年8月18・19日(土・日) 千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
*コスモ・パイクは、19日(日)Billboard Japanステージに出演
SUMMER SONIC 2018

コスモ・パイク 単独公演
2018年8月22日(水)
ビルボードライブ東京
1st 19:00開演/2nd 21:30 開演
ビルボードライブ東京 コスモ・パイク公演概要



official website
http://cosmopyke.com/

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