「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the SONG

「カンドレ・マンドレ」から「夢の中へ」と進化した井上陽水のソングライティング

1969年にアンドレ・カンドレという名前で登場した井上陽水だが、デビュー曲は「カンドレ・マンドレ」というタイトルだった。 発表されたその当時も今も変な芸名だった…

TAP the SONG

RCサクセション「九月になったのに」~歌や音楽でしか伝えられないボロボロの天使たちの叫び

ラジオから流れた歌を聴いてRCサクセションの大ファンになった竹中直人が、熱心にライブへ足を運ぶようになったのは中学3年生の頃だった。 RCサクセションはヤマハの…

TAP the SONG

こんなへたくそな歌手に、これほどつまらん歌詞をつけられてリメイクされていると知ったら?

バリー・マクガイアが発表した「明日なき世界(Eve of Destruction)」は、1965年9月25日にシングル・レコードが全米チャートの1位になった。 …

TAP the ERA 1989-2019

【平成企画序文】バブル経済やネット文化を吸収した日本の音楽30年史

平成(1989-2019)を駆け抜けた風景 2019年4月30日、31年続いた一つの時代が終わる。いや正確には、元号が新しくなるだけで劇的な変化は何も起こらない…

TAP the NEXT

のん──音楽に込められたまっすぐな表現。待望のファースト・アルバムが完成

真夜中に叫びだした 私の中の野生よ 新しい歌を歌ってる 遠くへ連れてってよ Overdriveきかせて ささくれた音で 踊らせて 変身させて BABY スーパー…

Extra便

ロシア文学からアメリカで生まれた「花はどこへ行った」が日本で歌い継がれてきた歴史をたどる

今は幻となった満州国で最大の都市だったハルビンは、帝政ロシアが開発した多民族が暮らす国際都市だった。 その地で生まれた加藤登紀子は、戦後日本に帰ってからも「暗…

TAP the NEXT

ホフディラン──デビュー20年を超え、古巣レーベルに舞い戻り5年ぶりのオリジナル・アルバムを発表

ボーカル/ギターのワタナベイビーとボーカル/キーボードの小宮山雄飛の2人組で、1996年にシングル「スマイル」でデビューしたホフディラン。ヒットを記録した「恋は…

Extra便

ジョニー・リバースが歌った「秘密諜報員」のカヴァーで北朝鮮の工作員を描いた忌野清志郎

1960年代の半ばから後半にかけてイギリスやアメリカ、イタリア、フランス、西ドイツ、日本などで、秘密諜報員や工作員を描いた数多くのスパイ映画が公開された。 その…

Extra便

「明日なき世界」と「孤独の世界」を残して消えた若きシンガー・ソングライター~P.F.スローン

P.F.スローンの歌った「孤独の世界」は、日本人が発見して日本だけでヒットした貴重な曲である。 そんなシンガー・ソングライターのスローンについて、「恋はフェニッ…

Extra便

忌野清志郎さんに「スローバラード」は日本のロックの歴史に残る傑作だと思いますと言った日のこと

2016年4月、新聞のニュースを読んでいて、忌野清志郎さんと初めて会った日のことを思い出した。 ・「忌野さんの創作ノート発見 30曲分、自信と不安抱く」(日本経…

TAP the SONG

永積崇が竹中直人に歌ってくれた「サヨナラCOLOR」から生まれたラブ・ストーリー

竹中直人がオリジナル脚本『ミセス「洋燈」へ』を初めて読んだとき、「サヨナラCOLOR」のことが頭に浮かんできたという。 普通に撮影したら30分から40分ぐらいに…

TAP the LIVE

井上陽水と忌野清志郎が組んだハバロフスク&マフィアの「夢の中へ」

1991年8月25日、福岡市の郊外にある「海の中道海浜公園」の野外劇場では、ロック・フェスティバル「ACOSTIC REVOLUTION STAR STOCK …

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