TAP the DAY
世界で一番有名な「ジャパニーズ・ソング」はこうして生まれた! 後編
第3章 作詞家の内なる「挫折」 「六・八コンビ」のソングライティングには、特別の取り決めがあった。 永六輔がこう語っている。 普段僕らが使っている言葉だけで歌詞…
TAP the DAY
第3章 作詞家の内なる「挫折」 「六・八コンビ」のソングライティングには、特別の取り決めがあった。 永六輔がこう語っている。 普段僕らが使っている言葉だけで歌詞…
TAP the DAY
第1章 中村八大30歳、永六輔28歳、坂本九19歳 1961年7月21日の午後、東京・大手町の産経ホールでは人気ジャズ・ピアニストにして第1回日本レコード大賞受…
TAP the SONG
耳で歌を聴くだけではなく、目でも音楽を楽しむ。 そんな生活が身近になったのは、1960年代前半にテレビが一般家庭にまで普及したおかげだった。 衣食住の心配が少な…
Extra便
中学時代から俳句をたしなんでいた大橋克己は、高校生のときに俳号で「巨泉」を名乗り始めて、それがそのままペンネームと芸名になった。 1950年代の後半から大学生の…
TAP the DAY
永六輔は常々、「人の死は一度だけではありません」と語っていた。 人は死者と共に生きている。 死んだ人たちも、人の記憶の中では生きている。 しかし人は歳月とともに…
TAP the SONG
東京都練馬区にある少年鑑別所で代々歌い継がれてきた作者不詳の俗謡「ネリカンブルース」が、ロカビリーブームの渦中で作られた東宝映画『檻の中の野郎たち』の主題歌に決…
Extra便
1959年12月16日、デビュー曲の「黒い花びら」がレコード大賞に選ばれたという知らせを聞いた歌手、水原弘が「レコード大賞? なんだい、それ」と言ったのは有名な…
TAP the SONG
20世紀はラジオやテレビといった放送メディアが発展したことや、レコードの製造や再生機の普及などによって、音楽の表現領域とその影響力が大きく拡がった。 そんな時代…
TAP the SONG
「黄昏のビギン」の作詞者としてクレジットされている永六輔が、「実はあの歌、八大さんがつくったんです、作詞も、作曲も」と意外な発言を口にしたのは2012年のことだ…
TAP the SONG
日本の音楽史に残るエポックメイキングな歌の「黒い花びら」は、1959年7月に公開されたロカビリー映画『青春を賭けろ』の挿入曲で、新人の水原弘が歌って第1回日本レ…
TAP the SONG
1964年8月から家族を連れてニューヨークに移住した音楽家、中村八大は摩天楼がそびえ立つミッド・マンハッタンの高級アパートメントに借りた12階の部屋で、家族が寝…
TAP the SONG
永六輔が歌手としてデビューしたのは1974年の夏のことだ。 そのときに先行シングルとして発売されたのが「生きているということは」だった。 〈参照コラム 追悼・永…