「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

佐藤 輝

1984年東京都生まれ。ライター。
R.E.M.を子守唄として聴かされ、高校受験のときに母親から渡されたベックの『Mellow Gold』とクラッシュの『London Calling』でロックに目覚める。明治学院大学ではジャズ研究会に所属。卒業後、下北沢の風知空知で接客業をしながらPAを学ぶ。2011年よりファイブディー・ラボに勤務。

佐藤 輝 が最近聴いてるアルバム

佐藤 輝 の記事一覧

TAP the CHANGE

音楽を軽蔑すらしていた中学一年の甲本ヒロトに、畳をかきむしるほどの衝動を与えた「ドゥ・ワ・ディディ・ディディ」

甲本ヒロトが音楽の道を進もうと思ったきっかけは、中学時代に聴いたセックス・ピストルズだった。 ピストルズを筆頭にロンドン・パンクのエッセンスは、のちに甲本が結成…

TAP the LIVE

異例づくしとなったスティーヴィー・ワンダーの初ヒット「フィンガーティップス」

数々のヒット曲を生み出し、グラミー賞でこれまでに男性シンガーで最多の22部門を獲得しているスティーヴィー・ワンダー。 彼が「フィンガーティップス」ではじめて全米…

TAP the DAY

ソ連でもっとも成功したロック・ミュージシャンとなったポール・マッカートニー

1987年の春、ポール・マッカートニーは時折スタジオにミュージシャンを招いては、ロックンロールのジャム・セッションを開いていた。 そのほとんどはセッション・ミュ…

TAP the CHANGE

ウィーザーのリヴァース・クオモのビーチ・ボーイズ愛はコイントスから始まった

ウィーザーのボーカルでソングライティングも手がけるリヴァース・クオモ。 彼はスポティファイで、自身が聴いていた音楽を年代別にプレイリストにして公開しており、その…

TAP the CHANGE

トム・ペティのロックンロールはエルヴィスと会ったことから始まった

1950年にフロリダ州のゲインズビルで生まれたトム・ペティ。 彼がロックに目覚めたきっかけはエルヴィス・プレスリーだった。 1956年に「ハートブレイク・ホテル…

TAP the CHANGE

トム・ヨークにロックの道を指し示したブライアン・メイ

のちにレディオヘッドを結成することになるトム・ヨークは7~8歳の頃、音楽の先生にこう言い放った。 「僕はロックスターになりたい」 1968年の10月7日、グレー…

TAP the LIVE

ボブ・シーガーの名を一躍有名にしたライヴ・アルバムの歴史的名盤『ライヴ・バレット』

かつて自動車産業で賑わったアメリカの工業都市、デトロイト。 モータウン・レコードを筆頭に、様々な音楽を世界に発信してきたこの街で、絶大な支持を得たミュージシャン…

Extra便

死の2日前に録音されたジミ・ヘンドリックス最後のパフォーマンス

ジミ・ヘンドリックスの登場はまさに革命だった。 卓越した演奏技術、独創的な感性、型破りなパフォーマンス、放出される圧倒的なエネルギー、何もかもが規格外だった。 …

TAP the LIVE

およそ20年ぶりに実現したスティーリー・ダンのツアー、そして栄光の一夜

スティーリー・ダンがツアー活動を封印し、スタジオでの楽曲制作に専念するようになったのは1974年のことだった。 グループの中心であるドナルド・フェイゲンとウォル…

TAP the DAY

ロック史上初の海賊盤はどのようにして生まれたのか?

真っ白なところにスタンプが押されただけの簡易的なジャケット。 アーティストの名前も曲名も書かれてなく、一見しただけでは何のレコードか分からない。 ロック史上初の…

TAP the LIVE

ジェリー・リー・ルイスが放った超弩級の火の玉~『ライヴ・アット・ザ・スター・クラブ、ハンブルク』

「『ライヴ・アット・ザ・スター・クラブ、ハンブルク』はアルバムではない、犯罪現場だ」(『ローリング・ストーン誌』より) ピアノの概念を覆すほどに暴力的でエネルギ…

TAP the LIVE

ブルース・スプリングスティーンをも巻き込んで世界を股にかけた『ヒューマン・ライツ・ナウ』

1986年10月末、ロサンゼルスのホテルでは2人の男がランチをとりながら、ロックスター達を巻き込んだ壮大な計画について話し合っていた。 一人は国際人権NGO、ア…

17 / 29<<...1516171819...>>

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ