「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

新着

Extra便

激しい雷雨で伝説となった後楽園球場のグランド・ファンク・レイルロード来日公演

日本のロック伝説のひとつとして今なお語り草になっているのが、雷鳴が轟く豪雨の後楽園球場で行なわれたグランド・ファンク・レイルロードのライブである。 それは197…

TAP the SONG

石原裕次郎に頼まれて浜口庫之助が作った「夜霧よ今夜も有難う」

1966年に山中湖畔のゴルフ場で、作曲家の浜口庫之助が石原裕次郎と会ったのは、まったく偶然のことだった。 浜口はその日、山梨県警の本部長と公正取引き委員会の知人…

TAP the BOOK

昭和を駆け抜けた大スターの歌の原点にあったチェット・ベイカーへのリスペクト~「石原裕次郎 昭和太陽伝」

映画界にデビューして大スターになる前から、石原裕次郎は“クールジャズの象徴”と言われたトランペット奏者、チェット・ベイカーを愛聴していた。 日本では発売されてい…

TAP the SONG

「銀河一のアイドルのデビュー曲を作ってください」と菅野よう子からオファーされた松本隆

松本隆トリビュートアルバム『風待ちであひませう』を手にして、制作に携わった人たちの思いが伝わってくるブックレットのなかで、詩人の最果タヒさんが書いた素敵な文章に…

ミュージックソムリエ

20歳の松本隆が書いた青春の風景~はっぴいえんど「春よ来い」

はっぴいえんどが結成されたのは1969年、今年で結成から55年が経つということになる。 彼らのファースト・アルバム『はっぴいえんど』のレコーディングは、1970…

TAP the SONG

はっぴいえんどの「夏なんです」は日本語の歌詞にこだわった松本隆による“ラブソング”

立教の学生だった細野晴臣の家に、慶應に通う松本隆が来て、ロックに日本語は乗るのだろうかと、アルバム『ジャックスの世界』などを参考にしながら、勉強会に取り組んでい…

TAP the DAY

”はっぴいえんど解散”と銘打って行われたファミリーによる旅立ちコンサート

「はっぴいえんど」と「風街ろまん」、それに「HAPPY END」という3枚のアルバムを発表したはっぴいえんどは、すでに1972年いっぱいで実質的には解散していた…

TAP the STORY

細野晴臣の言葉で「読書と音楽が交差した」という松本隆が選んだ作詞家の道

松本隆がプロのミュージシャンとして音楽活動を始めたのは1969年の2月、細野晴臣に誘われてグループサウンズの「ザ・フローラル」にドラマーとして加入した時からであ…

TAP the SONG

原田知世によって時を越えて生きていく歌になった「時をかける少女」

作家の筒井康隆が書いた小説「時をかける少女」は、最初に単行本が発行されてから2017年で50周年を迎えた。 その間、1972年に『タイムトラベラー』というタイト…

TAP the LIVE

ジョニー・ウィンターの名を有名にしたフィルモア・イーストの奇蹟

1969年にコロンビア・レコードからレコードをリリースした白人のブルース・ギタリスト、ジョニー・ウィンター。 その契約金は当時では異例の大金で、そのことから日本…

TAP the ROOTS

「タクシー」~ハリー・チェイピンが描く人間模様

サンフランシスコは激しい雨だった。 その日の稼ぎを確保するためには、もうひとりかふたり、客が必要だった。 運よく、前方で手を上げている女性が見えた。 彼が信号で…

TAP the SCENE

メリーに首ったけ〜日本の映画館でも爆笑が湧き起こったコメディの傑作

『メリーに首ったけ』(There’s Something About Mary/1998) ここ数年、日本で劇場公開された洋画の中で『テッド』が予想…

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