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モ’・ベター・ブルース〜コルトレーンの「至上の愛」にヒントを得たスパイク・リー監督作

2017年に大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』に印象的なシーンがあった。主人公の男性ジャズ・ピアニストが恋人に「ジャズは滅びかけている音楽」と悲しい表情を浮かべ…

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愛と栄光への日々〜ブルース・スプリングスティーンが感謝したジョーン・ジェット主演作

マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の伝説的作品『タクシー・ドライバー』の脚本を書いたポール・シュレイダーは、その後監督業に進出。『アメリカン・…

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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト〜悪魔と取引して超絶技巧と名声を手にした男

この世には特定の分野で、圧倒的な才能で人々を魅了する者がいる。だが本当のことを言うと、あらかじめ兼ね備えた天才でさえ、努力や屈辱や孤独の積み重ね、それを知らしめ…

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ビギナーズ〜暴動とロマンスと英国モッズが詰まったクールな108分間

「ティーンエイジャー」という概念が誕生したのは1950年代のアメリカだと言われている。それまでは「大人か子供か」の選択肢しかなかった中、親世代への反抗意識を持っ…

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メリーに首ったけ〜日本の映画館でも珍しく至る所で爆笑が湧き起こっていた

度肝を抜かれるおかしさ。こいつはビョーキだ。信じられないシーンのてんこ盛り。超下品な笑いとポップなノリでガンガン攻めまくる不気味な奴らが勢揃い。死ぬほどくだらな…

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不滅の恋/ベートーヴェン〜偉大な作曲家が密かに愛し続けた“不滅の恋人”とは誰なのか?

1827年3月26日。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが病に倒れてこの世を去った。享年56。その死の翌日、株券に隠れるように“ラブレター”が見つかった。そこ…

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ファンダンゴ〜観る者の心に“小さな宝物”が届けられる青春ロードムービーの傑作

年末年始の深夜帯になると、だらだらとTVを観ていてそのまま眠ったり、いつの間にか朝の眩しい光を浴びていたり、そんな経験をしたことがある人は多いと思う。でもこれは…

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アイ・ソー・ザ・ライト〜悲しみを歌い続けた真のスーパースター、ハンク・ウィリアムス

誰もが闇を抱えて生きている。 やりきれない怒り、悲しみ、後悔……。 僕がすべて歌にするよ。 そうすれば、みんなが辛いことを忘れられるだろ。 辛さは全部引き受ける…

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ストレンジ・デイズ〜1999年12月31日の世紀末パーティと電子ドラッグ「スクイッド」

「世紀末」「ミレニアム」と盛んに騒がれた1999〜2000年頃。20世紀の終わりに漂っていた倦怠感のようなものと、来たるべきまだ見ぬ21世紀への期待感のようなも…

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恋人たちの予感〜大晦日のカウントダウンで結ばれる男と女の物語

男と女に友情は成立するか? セックスは友情の妨げになるのか?──これは昔から恋愛コラムなどで定期的に取り上げられてきたお題だが、答えはYESでありNOだ。どちら…

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グッドフェローズ〜「いとしのレイラ」が印象的に使われたマーティン・スコセッシ監督作

『明日に処刑を…』(1972)、『ミーン・ストリート』(1973)、『アリスの恋』(1974)、『タクシー・ドライバー』(1976)、『ニューヨーク・ニューヨー…

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スカーフェイス〜ラッパーたちの間でバイブル化したトニー・モンタナの壮絶な生き様

公開当時は興行成績や評価から見放されたにもかかわらず、時間の経過とともにカルト的な人気を確立する作品がある。有名なところでは『ブレードランナー』などはその最たる…

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ジェームス・ブラウン/最高の魂(ソウル)を持つ男〜伝説の裏に隠された真実と友情

「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」「ファンキー・プレジデント」「ショービジネス界一番の働き者」「ソウル・ブラザー・ナンバー・ワン」などの愛称で知られるあの「JB…

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戦場のメリークリスマス〜デヴィッド・ボウイと坂本龍一とビートたけしが出演した大島渚監督作品

私はボウイを“使った”のではない。私の持論だが、監督は出演者を選ぶけれども、出演者もまた監督や作品を選ぶ。ボウイやタケシやサカモトが私を選んでくれたおかげで、『…

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デッドマン〜ニール・ヤングの即興演奏で“特別な域”に達した詩的なロードムービー

僕は自己分析する人間でも計算して何かを創るタイプでもない。自分の中から出てきたシンボルがどんな意味を持っているのか分からないし、分かりたくもない。脚本を書く時、…

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オー・ブラザー!〜ブルーズやカントリーが育まれた南部の音風景をとらえた傑作

2枚目スター俳優として知られていたジョージ・クルーニーは当時、新しい映画の出演企画が持ち込まれると、それがコーエン兄弟のものだと知って脚本も読まずに役に飛びつい…

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ストレート・トゥ・ヘル〜ジョー・ストラマーやエルヴィス・コステロらが出演したB級映画

それは1986年、映画『シド&ナンシー』がカンヌ映画祭に招待された時から始まっていた。監督のアレックス・コックスが宿泊先のホテルで休んでいると、激しい…

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カラーパープル〜時代を超えた名作となったウーピー・ゴールドバーグのデビュー作

『カラーパープル』(The Color Purple/1985)は、黒人姉妹の別れと再会を描いた人間ドラマだった。差別を描こうとしたものではない。これはある時代…

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ナイト・オン・ザ・プラネット〜トム・ウェイツの歌声が心地いいジム・ジャームッシュ作品

ジム・ジャームッシュ監督の長編第5作となった『ナイト・オン・ザ・プラネット』(NIGHT ON EARTH/1992)のエンドクレジットには、トム・ウェイツの「…

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欲望〜スウィンギング・ロンドンと60年代ポップカルチャー

1960年代のある特定の時期(つまり1965年〜67年頃)におけるロンドンは「スウィンギング・ロンドン」と呼ばれて、間違いなく世界のポップカルチャーの中心だった…

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