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レイ・マンザレクを偲んで〜ドアーズの天才キーボーディストの偉大な功績

2022.05.20

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2013年5月20日、レイ・マンザレクは入院中だったドイツの医療センターで息を引き取った。
ザ・ドアーズ(The Doors)のFacebookには、こんなコメントは発表された。

「ザ・ドアーズのキーボーディストで創設メンバーのレイ・マンザレクが、本日午後12時31分、胆管癌との長い闘いの末、ドイツのローゼンハイムにある病院で亡くなりました。74歳でした。妻のドロシー・マンザレク、兄弟のリックとジェイムス・マンザレクに囲まれる中、静かに息を引き取りました。」


1965年の夏、彼らはカリフォルニア州ヴェニスビーチで誕生した当初から、真の意味でのバンド=創造的なエネルギーの集合体だった。
その伝説はUCLA(カリフォルニア大学ロス校)の映画学科で学んでいたジム・モリソンとレイ・マンザレク(オルガン・ピアノ)との出会いから始まったという。
ちなみに、後にドアーズの楽曲「The End」を映画『地獄の黙示録』(1979年)の挿入歌として使用したフランシス・F・コッポラ監督は、彼らと同じ教室で学んだ同級生でもある。








シカゴで育ったレイは、クラシックピアノの素養もあったが、土地柄も影響しブルースに深い愛情を持っていた。
レイはドアーズの代表的な楽曲の作曲を数多く手掛け、キーボードを演奏しながら同時に左手でベースラインを弾いて、サウンドをメロデックにドライブさせた。
クラシック風の華やかさを纏ったリック・ウェイクマン(ストローブス、イエス)やジョン・ロード(ディープ・パープル)、あるいは独特のブルースフィーリングを漂わせるイアン・マクレガン(フェイセズ)らの他のキーボード奏者とは大きく異なり、レイのキーボードプレイには楽器そのものが生み出すエレクトリックな機械音をそのまま自らのサウンドとして自在に操るようなユニークさがあった。
加えて、レイがオルガンのフットペダルによって創り上げるベースラインは(フットペダルゆえに)複雑なラインを刻むことができず、結果的にシンプルかつ機械的に刻み続けられる無機質なベースラインがドアーズサウンドにおけるサイケデリックな特色を際立たせる要因として作用した。
彼の名を有名にしたのは、ドアーズの第2弾シングルであり、全米No.1ヒットとなった「Light My Fire(ハートに火をつけて)」のイントロのオルガンフレーズだった。それは“約10秒のプレイだけでレイは音楽家として一生飯を食えるようになった”と表現されるほど革命的なフレーズだった。



以降、レイはロックバンドにおいての“キーボーディスト”というポジションを確立させた立役者として語られる存在となった。 
ジェリー・リー・ルイスはロックンロールの世界でピアノをフューチャーした第一人者だったが、レイは鍵盤楽器のサウンドそのものをギターと対等な次元まで引っ張り上げた最初のプレイヤーだった。
そして、彼はその広い音楽的裾野でドアーズサウンドに大きな影響を与えたと言われている。
クラッシック、ジャズ、ブルース、カントリー、ロックン・ロール、そしてヨーロッパの舞台音楽などなど…あらゆるジャンルを知り尽くしているかのような知識と演奏力。 ドアーズの高い音楽性は、レイのバックボーンから生まれ出たものだと言っても過言ではないだろう。




ドアーズは、1993年にロックの殿堂入り(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)を果たした。
それは長いロックンロールの歴史の中で、彼らが“無双”の存在として多くのアーティストに影響を与え続けてきたことが評価された結果だった。
彼らは60年代の後半にサンフランシスコを中心に台頭したピッピームーブメント(ジェファーソン・エアプレーン、グレイトフル・デッドなどの一派にも加担しなかったし、ブリティッシュ・インヴェイジョン(ビートルズやストーンズやザ・フーが起こしたイギリス発の音楽旋風)にも影響されていなかった。
彼らにとって本拠地だったロサンゼルスにおいてさえ、当時“主流”だったママス&パパスやバーズなどのフォークロックとは“別世界の住人”と考えられていた。
そう、ドアーズはいかなるムーブメントからも超絶していたのだ。
若者達が音楽を通じて“高い理想”を掲げていた時代において、彼らの視線はロックの範囲をはるかに超える軌道を追い求めていた…。
ドアーズのギタリスト、ロビー・クリーガーはその死を悼んで次のようなメッセージをウェブサイトに掲載した。

「レイは私の人生の大きな一部であり、これからもずっと心に残る相手だ。レイとジムは私が知るなかで最も人並み外れた二人だった。ジムについてはすぐにそれがわかった。彼は明らかに天才だったし、人と違ったことをしようと努力して、それに成功していた。一方、レイは遅咲きの花だった。おそらく彼の(そして私たちの)エネルギーがジムを抑えるのに使われていたからだ。本当のレイはジムが死去するまで表れなかった。彼はいつもさまざまな人とプロジェクトを行い、プロデュースを行い、さまざまな詩人と一緒に演奏した。彼はいつも人の良い面を見ていた。それが彼の才能だ。彼はUCLAでジムの中に良い点を見出した唯一の人物だった。他の人はジムを偽物か無価値だと思った。彼だけがジムの言葉の才能を見抜き、その後のことはご存じのとおりだ。レイは私の人生に影響を与えた。あなたにとってもそうであればいいと思う。」




こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。










【佐々木モトアキ×Keith “唄うたいと雷神”】

6月18日(土)金沢JealousGuy
6月19日(日)富山・高岡GOOD FELLOWS
6月25日(土)高円寺MOONSTOMP
7月22日(金)青森Be on café 222
7月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC 
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(昼公演)
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(夜公演)

↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733597546.html






【歌ものがたり2022 雨ニモマケズ風ニモマケズ】


5月3日(火・祝)福岡・みやま市 暖古扉(だんぶるどあ)
5月4日(水・祝)大分・日田Chewing Gum
5月14日(土)横浜Bar Brixton Market
5月15日(日)静岡・三島 ぐらBar’s
5月21日(土)群馬・前橋 呑竜横丁 
5月27日(金)名古屋ROLLINGMAN
5月28日(土)和歌山OLD TIME
5月29日(日)大阪 大きな輪
6月3日(金)小倉Bar Disa
6月4日(土)福岡Bar KINGBEE
6月5日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis
6月10日(金)広島Jammin’ bar
6月11日(土)広島・呉Albatross
6月12日(日)岡山Record BAR COZY
6月17日(金)新潟Gallery Bar Veronica
6月18日(土)金沢JealousGuy
6月19日(日)富山・高岡GOOD FELLOWS
6月25日(土)高円寺MOONSTOMP
7月2日(土)北九州・黒崎 居酒屋 中村屋
7月3日(日)大分・宇佐 音小屋REBOOT
7月8日(金)福岡Bassic Rock Fes. 2022前夜祭@graf
7月9日(土)佐賀 雷神 
7月10日(日)長崎 タンゲ食堂
7月16日(土)米子Music Bar Hana Hana
7月17日(日)鳥取LOVE FLASH FEVER
7月18日(月・祝)松江B1
7月22日(金)青森Be on café 222
7月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC 
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(昼公演)
7月24日(日)秋田Yuki’s Hookah Bar(夜公演)
7月30日(土)静岡・御前崎Cook House椿
7月31日(日)愛知県・東海市Funky LIVE Dinerダイナマイト
8月6日(土)東京(調布市)柴崎RATHOLE



↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12733736025.html





佐々木モトアキの楽曲「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。

例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
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音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。


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あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒︎
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【佐々木モトアキ プロフィール】
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【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
http://www.tapthepop.net/author/sasaki


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