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96 Tears〜“パンクロックの元祖”と呼ばれた謎の!?バンドが放った珠玉のヒットナンバー

2017.07.09

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60年代の中頃…アメリカのミシガン州のさびれた街で結成された一組のガレージパンクバンドがいた。
彼らの名は“?(クエスチョンマーク)&ザ・ミステリアンズ”。
メンバー全員がテキサス出身のメキシコ系アメリカ人で、幼い頃に親と共にミシガンに移住してきたという。
リードシンガーには名前すらない“?”の一文字。
それは「人種や名前で差別するな!」という“アウトサイダー然”とした彼らの意思表示だったという。

1966年8月にリリースされたこの「96 Tears(96粒の涙)」は、彼らの代表曲にして、最大のヒットナンバーとなった。
瞬く間に全米チャートの1位を記録し、年間チャートでも4位を獲得。
ローリングストーン誌が選ぶ最も偉大な500曲では213位に選ばれた名曲だ。
地元ミシガン州のラジオ番組から火か点いたこの曲の特徴と言えば、チープなハモンドオルガンの音色と、シンプルなメロディーの繰り返しから成るサウンドだ。
彼らの存在は、後の時代の音楽評論家達から“パンクロックの元祖”とも称された。


1981年には、ニューヨークのブルックリンが生んだ稀代のシンガーソングライター、ガーランド・ジェフリーズ(黒人、白人、プエルトリカンにルーツをもつ)が自身のアルバム『Escape Artist』で完璧なカヴァーバージョンを披露している。
その他、ソウルの女王アレサ・フランクリンや、ジョナサン・リッチマンが率いた伝説のバンド、モダン・ラヴァーズ等がカヴァー音源を残している。


<参考文献『ロック&ポップス名曲徹底ガイド②』音楽出版社>

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