「TAP the CHART」第10回/1992年
まずはシングルとアルバムのビルボード年間チャートTOP 10から。
【1992年のBillboard年間チャート】
★TOP 10 SINGLES
❶End of the Road / Boyz II Men
❷Baby Got Back / Sir Mix-a-Lot
❸Jump / Kris Kross
❹Save the Best for Last / Vanessa Williams
❺Baby-Baby-Baby / TLC
❻Tears in Heaven / Eric Clapton
❼My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It) / En Vogue
❽Under the Bridge / Red Hot Chili Peppers
❾All 4 Love / Color Me Badd
❿Just Another Day / Jon Secada

❶Ropin’ the Wind / Garth Brooks
❷Dangerous / Michael Jackson
❸Nevermind / Nirvana
❹Some Gave All / Billy Ray Cyrus
❺Achtung Baby / U2
❻No Fences / Garth Brooks
❼Metallica / Metallica
❽Time, Love & Tenderness / Michael Bolton
❾Too Legit to Quit / MC Hammer
❿Totally Krossed Out / Kris Kross
●これらの商品の購入はこちらから
●Amazon Music Unlimitedへの登録はこちらから
●AmazonPrimeVideoチャンネルへの登録はこちらから
【1992年の主な音楽的出来事】
○ニルヴァーナのアルバムがマイケル・ジャクソンを蹴落として遂に1位に。ロック新時代の到来を象徴する出来事になった。U2、メタリカ、ガンズ、レッチリらが引き続き活躍する中、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがデビュー。カントリーのスーパースター、ガース・ブルックスの勢いが止まらない中、ビリー・レイ・サイラスが大ブレイク。ブラックではコーラスグループのボーイズIIメンや最年少ラップデュオのクリス・クロス、女性グループのTLCやアン・ヴォーグらが活躍。ヒップホップもドクター・ドレーのGファンクで完全にメインストリーム化した。年末にはホイットニー・ヒューストンが映画『ボディガード』の主題歌でまたもや大ヒットを飛ばした。
○エリック・クラプトンがMTVアンプラグドのステージを収録したアルバムをリリースして、キャリア最大のセールスを記録。
○U2が『ZOO TV TOUR』をスタート。
○レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやハウス・オブ・ペインがデビュー。ロックとヒップホップファン両サイドから支持された。特にレイジはシステム社会を糾弾する反体制の姿勢を貫くばかりではなく、ザック・デ・ラ・ロッチャの街頭演説のような怒りと哀しみを吐き出したヴォーカルと、トム・モレロのもはや闘いの道具と化した肉体としてのギターが絡み合う衝撃的なサウンドだった。まさにオルタナ世代の左胸に直撃。



○映画『ウェインズ・ワールド』が大ヒット。クイーンの名曲『Bohemian Rhapsody』が使われて、ビルボード2位となるリヴァイヴァルヒットを記録。
(TAP the POPの関連コラム)
ウェインズ・ワールド〜みうらじゅんも思わず宣伝部長を買って出た“ヒップなお馬鹿”映画
○マドンナが自身のレーベル<マーヴェリック>を設立。『エロティカ』をリリース。また、ヌード写真集『SEX』も発売して話題に。
○UKロックシーンではマニック・ストリート・プリーチャーズやスウェードが注目された。
○ブルース・スプリングスティーンがアルバム『Human Touch』と『Lucky Town』を同時リリース。
○ライ・クーダー、ニック・ロウ、ジョン・ハイアット、ジム・ケルトナーがリトル・ヴィレッジを結成してアルバムをリリース。
○テレヴィジョンが再結成してアルバムをリリース。
○元ユーリズミックスのアニー・レノックスがソロデビュー。
○ジョージ・ストレイトが主演映画のサントラ『Pure Country』をリリース。
○ジョン・フルシアンテがレッド・ホット・チリ・ペッパーズを脱退(後年復帰)。
○ビル・ワイマンが30年間在籍したローリング・ストーンズを脱退。
(TAP the POPの関連コラム)
ビル・ワイマンが始めたローリング・ストーンズの記録と収集は気づくと30年を超えていた
○1992年に亡くなったミュージシャン
ウィリー・ディクソン(1月29日)
メリー・ウェルズ(7月26日)
ジェフ・ポーカロ(8月5日)
ロイ・エイカフ(11月23日)
アルバート・キング(12月21日)
【1992年のBillboard1位獲得シングル/アルバム】○内数字は獲得した週。
★SINGLES
Black or White/Michael Jackson ⑦*91年4週分含む
All 4 Love/Color Me Badd ①
Don’t Let the Sun Go Down on Me/George Michael and Elton John ①
I’m Too Sexy/Right Said Fred ③
To Be with You/Mr. Big ③
Save the Best for Last/Vanessa Williams ⑤
Jump/Kris Kross ⑧
I’ll Be There/Mariah Carey ②
Baby Got Back/Sir Mix-a-Lot ⑤
This Used to Be My Playground/Madonna ①
End of the Road/Boyz II Men ⑬
How Do You Talk to an Angel/The Heights ②
I Will Always Love You/Whitney Houston ⑭*93年9週分含む
1992年のナンバー1ヒットは13曲。

Dangerous/Michael Jackson ④*91年3週分含む
Nevermind/Nirvana ②
Ropin’ the Wind/Garth Brooks ⑱*91年8週分含む
Wayne’s World/Soundtrack ②
Adrenalize/Def Leppard ⑤
Totally Krossed Out/Kris Kross ②
The Southern Harmony and Musical Companion/The Black Crowes ①
Some Gave All/Billy Ray Cyrus ⑰
The Chase/Garth Brooks ⑦
Timeless: The Classics/Michael Bolton ①
The Predator/Ice Cube ①
The Bodyguard/Whitney Houston ⑳*93年17週分含む
【1992年の全米ベストセラーアルバム】
○1800万枚/ホイットニー・ヒューストン『THE BODYGUARD』
○1200万枚/ケニーG『BREATHLESS』
○1000万枚/エリック・クラプトン『UNPLUGGED』
○1000万枚/ガース・ブルックス『THE CHASE』
○900万枚/ビリー・レイ・サイラス『Some Gave All』
【1992年のグラミー賞】
最優秀レコード/エリック・クラプトン「Tears in Heaven」
最優秀アルバム/エリック・クラプトン『Unplugged』
最優秀ソング/エリック・クラプトン「Tears in Heaven」
最優秀新人/アレステッド・ディベロップメント
【1992年のMTVアワード】
ビデオ・オブ・ジ・イヤー/ヴァン・ヘイレン「Right Now」

ジョエル・ホイットバーンに捧ぐ
Joel Whitburn (1939–2022)
この記事は2015年4月に公開されたものに一部加筆しました。
●Amazon Music Unlimitedへの登録はこちらから
●AmazonPrimeVideoチャンネルへの登録はこちらから
【執筆者の紹介】
■中野充浩のプロフィール
https://www.wildflowers.jp/profile/
http://www.tapthepop.net/author/nakano

- TAPthePOPアンソロジー『音楽愛 ONGAKU LOVE』
TAP the POPが初書籍を出版しました!
「真の音楽」だけが持つ“繋がり”や“物語”とは?
この一冊があれば、きっと誰かに話したくなる
今までに配信された約4,000本のコラムから、140本を厳選したアンソロジー。462ページ。
「音楽のチカラで前進したい」「大切な人に共有したい」「あの頃の自分を取り戻したい」「音楽をもっと探究、学びたい」……音楽を愛する人のための心の一冊となるべく、この本を作りました。
▼Amazonで絶賛発売中!!
『音楽愛 ONGAKU LOVE』の詳細・購入はこちらから








