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TAP the POP厳選! 夏フェス必見ライブアクト〜フジロック編〜

2014.07.22

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梅雨も明けて、いよいよやってきた夏フェス・シーズン!
毎回、大人の耳を満足させる音楽を紹介している「TAP the NEXT」。その特別版として、TAP the POPが厳選するフェス必見・必聴の洋楽アーティストを、2回にわけてご紹介! 今回は、7月25日より開幕する日本最大の野外フェス、『FUJI ROCK FETIVAL’14』出演アーティストの中から選りすぐった、他のフェスではなかなか聴けない、フジロックならではのライブアクトに絞って取り上げてみました。

特集「http://www.tapthepop.net/special/festival」はコチラ。

ハンター・ヘイズ
7/25(金)GREEN STAGE


4歳の頃からステージに立っているという、現在22歳カントリー音楽界の若き才能。2010年にはすべての楽器を演奏したアルバム『Hunter Hayes』でメジャー・デビューし、全米で100万枚以上のセールスを記録する。これまでにリアン・ライムス、テイラー・スウィフトらビッグネームとも共演。2014年5月にセカンド・アルバム『Storyline』をリリースしたばかり。

Hunter Hayes「Storyline」




ファースト・エイド・キット
7/25(金)WHITE STAGE


ストックホルム出身の若き姉妹による、アコースティック・デュオ。どこかエキゾチックな匂いを感じさせるサウンドに、メランコリックなハーモニーが美しく響き渡る。ブライト・アイズのマイク・モギスがプロデュースを手がけたメジャー・デビュー・アルバム『Stay Gold』が、2014年6月に発表されたばかり。

My First Kit「My Silver Lining」



TALCO(タルコ)
7/25(金)ORANGE COURT


イタリア・ベネチア出身のスカ・パンク・バンド。2004年のデビュー以降、精力的に活動を続けている。スカ/パンクに加え、ラスティック、バルカン音楽、キューバ音楽などをミクスチャーした迫力あるバンド・サウンドで見せるステージングは圧巻。労働者階級から発する、反体制・反帝国主義の姿勢が、その音楽に芯の強いメッセージ性を与えている。

TALCO「La Mia Città」



ブラック・キャット・バッパーズ
7/25(金)THE PALACE OF WONDER 他


イギリス南部・サウサンプトン出身、2009年結成のロカビリー・バンド。黒人ヴォーカルがフロントに立ち、ジャンプ/ジャイヴやスカ、ロックンロールまで、多彩な音楽性を感じさせるサウンドが特徴だ。デーモン・アルバーンやポール・シムノンらは、レコーディングに参加するほどに、彼らの音楽を愛してやまないという。グラストンベリーをはじめとするイギリスの主要フェスに数多く出演する実力派で、今年のフジロックでは期間中毎日、様々な場所で演奏を披露するそうだ。

Black Kat Boppers「Oh Baby!!!!」



バーバレラス・バン・バン
7/25(金)THE PALACE OF WONDER 他


女性ヴォーカルのバーバラを中心に、イギリス、イタリア、リトアニア、ラトビアから集まったメンバーにより、ロンドンで結成。ジプシー音楽やパンク、フォーク・ミュージック、アコースティック・スウィングなどが渾然とするサウンドで、どんなステージも一気にシアトリカルな空間へと変えていく。ブラック・キャット・バッパーズ同様、今年のフジロックでは期間中、様々な場所で演奏する予定だ。

Barbarella’s Bang Bang「Here And Now」



ザ・ルミニアーズ
7/26(土)FIELD OF HEAVEN


マムフォード&サンズを筆頭とする、インディペンデント・ロックからのカントリー&フォーク・リバイバルの代表格といえるのが、アメリカ・デンバー州出身のザ・ルミニアーズ。そして、フィドルやマンドリン、足踏み、クラップなども交えた楽しげな演奏にのった、ストレートに胸に迫るヴォーカル。FIELD OF HEAVENの規模で彼らの演奏が観られるのは、かなりの贅沢といえるだろう。

The Lumineers「Ho Hey」




ファンファーレ・チョカリーア
7/26(土)ORANGE COURT他


ルーマニア北東部からやってきた、世界最速のジプシー・ブラス・バンド。もともとは地元の結婚式などで演奏するアンサンブルとして地道に活動しているところを発見され、バンドとして活動を開始。伝統的なロマ音楽に加え、トルコやセルビアなど様々な音楽を呑み込んで、独自の進化を続けている。映画『ボラット』の音楽にも起用され、日本にも熱狂的なファンが多い。

Fanfare Ciocârlia「Sirba De La Monastirea」and more




BOOM PAM
7/26(土)Gypsy Avalon 他


イスラエル出身のギター・ロック・トリオ。エレキギターとチューバとドラムスという変則的な編成により奏でられるのは、ギリシャ歌謡や中東のダンス音楽、ジプシー・ブラスなど、様々なエッセンスが織り交ぜられたもの。それが、ディック・デイルやベンチャーズの影響をダイレクトに感じさせるホットロッド/サーフロックのバンド・サウンドで、熱くエキゾチックなロックンロールに生まれ変わる。

BOOM PAM live at Tokyo



チェット・フェイカー
7/27(日)RED MARQUEE


メルボルン出身、26歳のシンガー・ソングライター。ジャズの偉人をもじった人を食ったような名前だが、作り上げる音楽は実に斬新で官能的。ソウル/R&Bを基調に、多重録音による緻密なハーモニーと、アブストラクトなブレイクビーツでオリジナルな世界を作り上げている。2012年に発表したデビューEPが、オーストラリアでゴールド・ディスクを獲得した他、本国の音楽賞を多数受賞した。2014年4月、初のフルアルバム『Built On Glass』をリリース。

Chet Faker「Talk Is Cheap」

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