TAP the STORY
血の故郷から学んだ抵抗の歌
「俺の身体の中には、一滴たりともイングランドの血は流れてない。」 かつてオアシスで弟のリアムとともに90年代のロックシーンを牽引してきたノエル・ギャラガーは、自…
「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”
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「俺の身体の中には、一滴たりともイングランドの血は流れてない。」 かつてオアシスで弟のリアムとともに90年代のロックシーンを牽引してきたノエル・ギャラガーは、自…
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20世紀の後半はロックとカントリーの間には、歴然とした境界線があった。 そうした時代だったにもかかわらず、ジョニー・キャッシュが立ちはだかる壁を越えて活躍し、両…
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リック・ルービンは、完成した「Hurt」のビデオクリップを初めて観た時、作り手側でありながら感極まって涙したという。 「ジョニー・キャッシュは本当に素晴らしいア…
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2002年の4月、ジョー・ストラマーはロスアンゼルス郊外のベルエアにあるジェリー・ハリントンの家で、イースターの休みを過ごしていた。 その時、偶然に旧友のリック…
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ジョニー・キャッシュには、後に三部作と称されるコンセプト・アルバムがある。 南部の黒人をテーマとした『ブラッド・スエット・アンド・ティアーズ Blood, Sw…
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リヴァプールは「アイルランドの真の首都」とか「東のダブリン」と呼ばれたりもする。それほどにアイルランドからの移民とその子孫の人口比が高いということだ。だから、あ…
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1929年に始まった世界恐慌の影響による不況の真っ只中で、アメリカ南部のプア・ホワイトの家に生まれ育ったジョニー・キャッシュにとって、「ハード・タイムス(Har…
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カントリーとは「馬を下りたカウボーイたちの唄」であるというザックリした言い方がある。 アメリカ西部に鉄道の槌音が響く頃、働き口を失ったカウボーイたちの中で、喉に…
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「ねえ、ニックがパパのために書いた曲を聴きに来てよ」 ニック・ロウは妻のカーリーン・カーターが父親と電話で話す声で目を覚ました。 電話の相手はカントリー音楽の巨…
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ビートルズが最後のコンサートを行なったのは1966年8月29日、サンフランシスコのキャンドルスティック・パークだった。 その模様をカメラに記録したのがジム・マー…
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ジョニー・キャッシュが自分と同じレコード会社のCBSが出したという新人、ボブ・ディランの歌を聴いたのは1962年5月、ツアー中でラスベガスに来ていた時だった。 …
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1969年2月、ボブ・ディランはカントリーの聖地、ナッシュビルにいた。 激動する時代の波にのまれ、バイク事故による休養も重なってコンサートから遠ざかっていたディ…