大瀧詠一さんがこの世を去ってからまもなく1年、ベスト・アルバムやコンピレーションがリリースされて、残された作品の数々は忘れられるどころか、ますます輝きを増していくように思えます。
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ
万葉集に残された和歌は、こうも読み取れます。
大きな瀧の音楽はもう新たに生まれることはないが、ナイアガラの音楽は今もしっかり聞こえている‥‥。
大瀧さんが残した素晴らしい楽曲の数々が、この先もずっと歌い継がれることを願い、TAP the POPでは書き下ろしも含めて、コラムをまとめて特集したいと思います。