「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

ミュージックソムリエ

『夢助』に込められた最後のメッセージ~忌野清志郎

忌野清志郎の生前最後のオリジナル・アルバムとなった『夢助』は、2006年5月22日から6月12日にかけて、アメリカのナッシュビルのスタジオでレコーディングされた…

ミュージックソムリエ

二人にしか奏でられない美しいメロディー~パット・メセニーとライル・メイズのコンビネーションは40年前に始まった

風、光、水、大地。 ジャズ・ギタリスト、パット・メセニーの奏でる音楽から感じられるのは、そのような大自然のイメージではないだろうか。 1999年、音楽ライター神…

ミュージックソムリエ

パンクの精神を受け継いだ80’sのギター・ポップ・バンドたち① 〜オレンジ・ジュースとポストカード・レコーズ〜

1970年代後半、イギリス中を席巻したロンドン・パンク・ムーブメントは、セックス・ピストルズの解散以降下火になっていった。 しかしパンク・ロックに衝撃を受けた多…

ミュージックソムリエ

スティーヴィー・ワンダーとマイケル・ジャクソンでR&Bに目覚めたOfficial 髭男 dism 〜「雑食さ」が生む新しい日本語ポップス〜

2019年の日本の音楽シーンを席巻したバンドOfficial 髭男 dism(オフィシャルヒゲダンディズム)、通称ヒゲダン。 4月にリリースした楽曲「Prete…

ミュージックソムリエ

志村正彦の失恋から生まれたフジファブリック「茜色の夕日」

中学生時代に奥田民生のライブを見て衝撃を受け、奥田民生に憧れてミュージシャンになることを決意したフジファブリックの元ヴォーカリストで、生前フジファブリックの楽曲…

ミュージックソムリエ

クイーンとアバからポップスの遺伝子を受け継いだ新世代~レックス・オレンジ・カウンティ

2019年は10代から20代前半のアーティストたちが、アメリカのポップ・ミュージックの中心に踊り出た年であった。 わずか17歳で全米アルバム・チャートの1位を獲…

ミュージックソムリエ

フェアポート・コンヴェンション~サンディ・デニーの加入と大きな悲しみを経て英国フォーク・ロックは始まった

英国トラッド・フォークとロックを融合させた独特なサウンドが魅力のフェアポート・コンヴェンション。バンドが結成されたのはもう50年以上前のことだ。 1966年、当…

ミュージックソムリエ

小沢健二 〜「しらけちまうぜ」から脈々と受け継がれる日本のアーバン・ブルース〜

2019年に13年ぶりにニューアルバムをリリースした小沢健二。 彼は20年前に突如ニューヨークへと移住し、日本の音楽シーンを離れた。 その決意表明のようにリリー…

ミュージックソムリエ

斉藤和義を聴いて、専業作家になることを決意した伊坂幸太郎 〜二人の表現者が刺激し合いながら生まれた音楽たち〜

日本の代表する大衆作家の一人である伊坂幸太郎。 彼が描く魅力的な登場人物や物語世界、ウィットに富んだ会話、そして精密なプロットは、多くの人々に愛されている。 そ…

ミュージックソムリエ

叫び続けて30年~孤高のパンク・バンドeastern youthが伝えること

「みんなひとつになって盛り上がろうぜ!」と全員で拳を突き上げ、一体感を味わうことも、ロックのライブの楽しみ方だろう。 だがその一方で「音楽でひとつにならなくたっ…

ミュージックソムリエ

ラモーンズとクラッシュ、そしてキリスト教から「ラディカルさ」を感じ取ったU2

2014年にリリースされたU2にとって13枚目のアルバム『Song For Innocence』に収録された「Miracle(Of Joy Rammone)」は…

ミュージックソムリエ

BOYからMANへ~デビュー10周年を迎えたOKAMOTO’Sの『BOY』

メンバー全員、岡本太郎が好きということで、ラモーンズのように全員が同じ姓、オカモトを名乗るOKAMOTO’Sは、中学校の同級生4人で結成されたバンドだ。 200…

2 / 1612345...>>

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ