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12月に去ったレジェンド④〜ジョー・コッカー/キャプテン・ビーフハートほか

2018.12.19

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「TAP the COLOR」連載第310回〜RED〜

(12月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:ロイ・オービソン、リッキー・ネルソン、ボビー・ダーリン、デニス・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、イアン・スチュワート、リック・ダンコ(ザ・バンド)、フランク・ザッパ、キャプテン・ビーフハート、トミー・ボーリン(ディープ・パープル)、グレッグ・レイク(EL&P)、ジョー・コッカー、イアン・マクレガン、ボビー・キーズ、ダン・フォーゲルバーグ、ニコレット・ラーソン、ジョー・ストラマー、カースティ・マッコール、ジョージ・マイケル、ダイムバッグ・ダレル(パンテラ)

カントリー/フォーク:マーティ・ロビンス、レイ・プライス、ハンク・スノウ

ブルーズ/R&B/ソウル:ブラインド・レモン・ジェファーソン、ダイナ・ワシントン、ジミー・ロジャース、アルバート・キング、フレディ・キング、マジック・サム、リー・ドーシー、サム・クック、オーティス・レディング、ジェームス・ブラウン、アイク・ターナー、ルーファス・トーマス、カーティス・メイフィールド、ナタリー・コール

ジャズ:グレン・ミラー、アーティ・ショウ、オスカー・ピーターソン、マル・ウォルドン、ケニー・ドーハム、フレディ・ハバード、グローヴァー・ワシントン・ジュニア

その他:ホーギー・カーマイケル、アントニオ・カルロス・ジョヴィン、ディーン・マーチン


あなたの好きな色は?〜TAP the COLORのバックナンバーはこちらから

ジョー・コッカー『With a Little Help from My Friends』(1969)
ジョー・コッカーと聞いて、「愛と青春の旅立ち」のテーマ曲を思い浮かべるのは今の50歳前後だろう。それ以上の世代には「ウッドストックで有名になったシンガー」というイメージが強いに違いない。本作はジョーのデビュー作であり、イギリスでNo.1ヒットになったビートルズのカバー「With a Little Help from My Friends」を収録。丁寧に歌い上げる味わい深い歌唱はまさにプロフェッショナルの証。2014年12月22日、70歳で死去。


キャプテン・ビーフハート『Trout Mask Replica』(1969)
本名、ドン・ヴァン・ヴリート。60年代後半という、カウンター・カルチャーの変革の風に乗って現れたアーティスト。強烈なジャケットワークでも有名な本作は代表作としても知られ、フリージャズやブルーズや民族音楽などの要素が音だけでなく、あらゆる色や形となって響き渡る。それをハッタリと感じるか、アートと捉えるかどうかは聞き手の自由。これを作ろうとする情熱だけで凄い。プロデュースは高校時代の同級生、フランク・ザッパ。ビーフハートは2010年12月17日、69歳で死去。

オスカー・ピーターソン『Oscar Peterson Plays the Cole Porter Songbook』(1959)
ジャズを楽しむか、追求するか。この感じ方の違いで、聞き手によるオスカー・ピーターソンの捉え方や評価、好き嫌いは違ってくる。早い話、後者だと低いのだ。だが、洗練されたピアノという点ではオスカー以上の人がいるだろうか。Verveにおける1959年のソングブック・シリーズは至極の録音集。本作はコール・ポーターの曲を取り上げる。世界観に1ミリのズレもないジャケットワークが素晴らしい。2007年12月23日、82歳で死去。

スタン・ゲッツ&チャーリー・バード『Jazz Samba』(1962)
本作の冒頭ナンバー「Desafinado」のヒットによって、ボサノヴァのブームが始まった。このブラジル音楽にいち早く注目したテナー・サックス奏者のスタン・ゲッツの大ヒット作にもなった。作曲はアントニオ・カルロス・ジョビン。1994年12月8日、67歳で死去。

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