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5月に去ったレジェンド④〜グレッグ・オールマン/ドナルド・ダック・ダンほか

2019.05.01

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「TAP the COLOR」連載第350回〜BLUE〜

(5月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:フランク・シナトラ、ペリー・コモ、サミー・デイヴィス・ジュニア、ジーン・クラーク、キース・レルフ、ポール・バターフィールド、グレッグ・オールマン、グラハム・ボンド、ロビン・ギブ、イアン・カーティス、ロニー・ジェイムス・ディオ、アダム・ヤウク、ジェフ・バックリィ、クリス・コーネル

カントリー/フォーク:エディ・アーノルド、キース・ホイットリー、エディ・ラビット

ブルーズ/R&B/ソウル:サニー・ボーイ・ウィリアムソン、エルモア・ジェイムス、B.B.キング、ロイ・ブラウン、ジョニー・ギター・ワトソン、ドナ・サマー、ジョニー・テイラー、ドナルド・ダック・ダン、ギル・スコット・ヘロン

ジャズ:デューク・エリントン、コールマン・ホーキンス、ブルー・ミッチェル、ポール・デズモンド、チェット・ベイカー、サン・ラ

その他:ティト・プエンテ、ボブ・マーリィ、シェル・シルヴァスタイン、マレーネ・ディートリヒ、デニス・ホッパー


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ロイ・ブラウン『The Very Best of Roy Brown』
ニューオーリンズ生まれのジャンプ・シンガー。あのB.B.キングやボビー・ブランド、あのジェイムズ・ブラウンやジャッキー・ウィルソンにも影響を与えたのがこのロイ・ブラウン。ブルーズ・シャウターとしてワイノニー・ハリスらと共に1940年代後半〜50年代前半にヒットを連発。本作は全盛期を総括した編集盤で、R&Bチャートで大ヒットした「Hard Luck Blues」「Rockin’ at Midnight」などロイの静と動の世界が満喫できる。1981年5月25日、55歳で死去(60歳説あり)。


グレッグ・オールマン『I’m No Angel』(1987)
ロック界はこれまで数多くの兄弟による伝説や足跡を残してきたが、破天荒なエピソードやスキャンダルというより、音楽的なラインで語られることが多いのがデュアンとグレッグのオールマン兄弟。兄の死後、グレッグは『Laid Back』なる時代の空気を取り入れたソロアルバムを作ったこともある。そんなベテラン勢がMTV時代のサウンドを取り入れて音楽シーンの最前線に返り咲いた80年代。グレッグも10年ぶりの本作で復活した。2017年5月27日、69歳で他界。


サウンドトラック『Blues Brothers 2000』(1998)
サザン・ソウルの名門スタックスの専属プレーヤーとして、また同レーベルのハウスバンド、ブッカー・T&ザ・MG’sのメンバーとして最初のキャリアを磨いたドナルド・ダック・ダン。1980年の『ブルース・ブラザース』と98年の続編『ブルース・ブラザース2000』には本人役で出演し、音楽ファンを歓喜させた。BBバンド加入の経緯は、ジョン・ベルーシからの真夜中の電話に起こされ、「君を金持ちの人気者にするから、NYのリハーサルに来てくれねえか?」と言われたことから始まる。なお、2012年5月に来日公演を行うが、13日に都内のホテルで亡くなった。70歳だった。
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エディ・ラビット『Horizon』(1980)
カントリー・ミュージジャンとしては珍しく、NYの都会で生まれ育ったエディ・ラビット。しかし好きな音楽で成功するためには南部ナッシュヴィルへ旅立たなければならなかった。そして他の多くの若者同様に挫折や失敗を繰り返しながら、最初はソングライター、次第にシンガーとしての成功を手にする。1976年から1989年までカントリーチャートで放ったトップ10ヒットは33曲(うち17曲がNo.1)。本作収録の「I Love a Rainy Night」はポップチャートのトップにも到達する勢いをみせ、それゆえ純粋なカントリー音楽ファンからは賛否両論の対象にもなった。しかし今となってはどうでもいい話。1998年5月7日、56歳で亡くなった。

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