季節(いま)の歌

September〜アース・ウィンド・アンド・ファイアーが放ったダンスナンバーの金字塔

2017.09.03

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覚えてるかい
9月21日の夜のこと
知らんぷりしてた僕らの気持ちを愛が変えたんだ
雲を追い払うようにね

僕たちの心は高鳴っていた
魂の歌に合わせて
僕たちが踊ったあの夜
星が夜を盗んでいったのを忘れない…

バーディヤ 覚えてるかい
バーディヤ 9月に踊ったダンスを
バーディヤ 雲ひとつない素直な気持ちで


三十数年前…夜な夜なディスコで遊んでいた世代にとって、この「September」は“青春時代の代名詞”とも言える曲だという。
アース・ウィンド・アンド・ファイアー(EW & F)が1978年に発売し、大ヒットさせたダンスナンバーである。
アメリカのビルボード誌では、1979年2月10日に週間ランキング最高位の第8位(R&Bチャート1位)を獲得し、全英チャートでは3位を記録。
作詞作曲のクレジットには、EW & Fのメンバーであるモーリス・ホワイトとアル・マッケイおよびアリー・ウィリスの共作と記されている。
聴き所と言えば…なんと言ってもEW&Fの強力なリズム隊である。
ベースのヴァーダイン・ホワイトがツーフィンガーで弾き出すグルーヴこそが“この曲の要(かなめ)”と言っても過言ではないだろう。


歌詞は「9月21日のことを覚えてる?」と、愛しい相手にたずねる語り出しから始まる。
一般的に9月と言って連想されるのは…少し物憂げな風景や情感。
それまでのポップスやシャンソンでは“恋の終り”と喩えられることの多かった季節である。

■TAP the POP『四月になれば彼女は〜ポール・サイモンのセンスが光る2分足らずの秀作〜』
http://www.tapthepop.net/imanouta/61505

ところがこの歌ではそんな“秋(9月)のイメージ”を払拭して、新しい恋が始まる季節としてポジティヴな物語が描かれているのだ。
その流れを組んだのか!?この歌のヒットから3年後、日本でも“9月の恋”をテーマにした楽曲が新しい波を起こした。

■TAP the POP「すみれSeptember Love〜まさに“新しい波(ニューウェイヴ)”を起こした土屋昌巳の才能と功績〜」
http://www.tapthepop.net/imanouta/49747

歌詞を読み進めていくと…歌の主人公が12月(December)に9月(September)を思い出していることがわかる。
曲中何度も繰り返されるRememberという言葉はDecemberやSeptemberと韻を踏みながらヴァーダイン・ホワイトの巧みなベースと重なり合い…聴く者をどこまでもアッパーな気分にさせるのだ。
アラフィフ世代の皆さん♪
Do you remember?あの頃恋した気持ちを覚えてますか?


今は12月
僕らが9月に二人で分かち合った愛は今もここにある
甘い会話と愛だけでいい
今二人の間にある真実の愛を覚えていて欲しい…

バーディヤ 覚えてるかい
バーディヤ 9月に踊ったダンスを
バーディヤ 雲ひとつない素直な気持ちで

バーディヤ 覚えてるかい
バーディヤ 9月に踊ったダンスを
バーディヤ 金色の夢が輝いた日々を




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