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なかの綾

2014.09.08

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夜の数ほど歌があり、酒の数ほど歌がある──そんなムードを味わせてくれる女性シンガー、なかの綾。

1985年、京都・西陣の織屋の娘として生まれたという彼女は、10歳より合唱団に入り歌うことの楽しみを知るようになる。18歳から祇園のジャズクラブの専属シンガーとして歌いはじめ、その頃にジャズやオールディーズはもちろん、昭和歌謡など幅広くレパートリーを増やし、シンガーとしての腕を磨いていく。2010年には、インディーズよりデビュー・アルバム『ずるいひと』をリリース。「恋におちて」「愛人」「黄昏のビギン」から「ズルい女」といった歌謡ヒットをラテン・アレンジでカバーした作品は評判を呼び、限定リリースの7インチ・アナログを発売するとDJ/クラブ・シーンからも大きな支持を集めた。

昨年ミニ・アルバム『へたなうそ』でメジャー・デビューを果たした彼女の、満を持してのニュー・アルバム『わるいくせ』は、「雨の慕情」「メモリーグラス」など、〈夜〉と〈酒〉にフォーカスを絞った楽曲を、お得意のラテン・アレンジでゴージャスに仕立て上げた作品。「二人でお酒を」のアレンジに往年のウイスキーCM曲「夜が来る」が織り込まれたりと、ニヤリとさせられる。

またゲスト陣も豪華。「別れても好きな人」ではクレイジーケンバンドの横山剣とデュエットを披露し、ウイスキーがお好きでしょ」では川上つよしと彼のムードメイカーズをフィーチャー。さらに「NEVER SAY GOODBYE〜ちょっと待って下さい〜」は、バンバンバザールをバックにエキゾチックな風合いで聴かせたりと、バラエティに富んだアレンジで楽しませる。そんなこってりとしたサウンドの中で、コブシを効かせすぎたりもせず、妖艶さと清らかさを併せもったような歌声で、曲に新たなイメージを投影する。ラテン風味で見事に換骨奪胎した「セカンド・ラブ」(中森明菜)などは、その最たる例だろう。

バンドを従えたライブの他にも、コンパクトな編成で酒場をまわる〈酒場ツアー〉も展開しているなかの綾。彼女の歌が、心地良い酩酊気分へと誘ってくれることだろう。



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なかの綾
『わるいくせ』

(ユニバーサルミュージック)


なかの綾 official website
http://www.nakanoaya.com/
http://www.universal-music.co.jp/nakano-aya/

なかの綾『わるいくせ』全曲試聴

Live Schedule
みきと綾のスキャンダラスなFRIDAY
9月28日(日)横浜・長者町 FRIDAY
出演:平山みき・なかの綾
なかの綾リサイタル at 横浜フライデー
10月1日(水)横浜・長者町 FRIDAY
出演:なかの綾BAND
なかの綾 リサイタル 〜『わるいくせ』リリースパーティー〜
10月15日(水)東京・渋谷 JZ Brat
出演:なかの綾(vo)
船曳耕市(b)/則岡徹(p)/北島優一(g)/Miuji(d)/西岡ヒデロー(per)/野口勇介(tp)/辻野進輔(ts)/早坂勇真(tb)
TOKYO SABROSO DJs(大石始/岸邦夫(FOGGY)/YOSUKE(BAOBAB))
詳しくは なかの綾 official website をご確認ください。

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