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never young beach──レイドバックなサウンドに乗せ、都会に暮らす若者たちの想いを謳う注目株

2016.06.20

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明るい未来の話し 寒い夜でも君とふたりで
ふざけたダンスを踊ろう いつまでも側にいてくれよ

君が眠れば 夜は静かで
いつもごめんね 言えやしないから
抱きしめた

 (中略)

明るい未来の話し 例えば僕らが死んでしまっても
あっちでも仲良くやろう いつまでも側にいてくれよ

(「明るい未来」より)



2014年春に安部勇磨(ボーカル、ギター)と松島皓(ギター)の宅録ユニットとして活動を開始した〈never young beach(ネバーヤングビーチ)〉。当初は2人組でサイケデリック/オルタナティヴ・フォークの風合いが強い音楽を奏でていたが、2014年9月に阿南智史(ギター)、巽啓伍(ベース)、鈴木健人(ドラム)が加入し、現在の5人編成のバンドとしてスタートを切る。翌2015年5月には1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』をリリース。大きな反響を呼び、同年7月のFUJI ROCK FESTIVAL’15にも出演を果たした。平均年齢24歳という若さながら、〈西海岸のはっぴいえんど〉とも評される彼らは、同時代を生きる若者たちはもちろん、70年代日本語ロックからダイレクトに影響を受けたであろう年配のリスナー層まで、幅広い世代の支持を集めている。

2016年6月にリリースされたばかりの2ndアルバム『fam fam』は、尊敬してやまない高田渡「自転車にのって」のカバーも含む全9曲を収録。はっぴいえんど~サニーデイ・サービスの系譜とつなげてみたくなる、都会に暮らす若者たちの何気ない日常からにじみ出る想い、あるいは現実逃避の妄想を飾り気ない言葉で切り取った歌。遠くに加山雄三を連想させるような朗々とした開放感を漂わせるボーカルと、トリプル・ギターを主軸に置いたレイドバックした心地よさと芯の太いグルーヴを併せ持ったバンド・サウンドが、どこかトロビカルな薫りを纏ったポップスへと仕立て上げていく。

血縁の家族や固い絆で結ばれた仲間を意味する〈fam〉という言葉を冠した本作。1stアルバムから約1年という短いスパンのうちに90本近くのライブを重ねてバンドとしての結束を一層強くした彼らからあらためて差し出された、「ごあいさつ」のような一枚だ。


never young beach『fam fam』

never young beach
『fam fam』

(Roman/BAYON PRODUCTION)


official website
http://neveryoungbeach.jp/

never young beach「明るい未来」 MV
never young beach「fam fam」 MV
never young beach「なんもない日」 MV
never young beach「あまり行かない喫茶店で」 MV (1st album『YASHINOKI HOUSE』収録曲)

Live Schedule
never young beach『fam fam』TOUR

2016年6月25日(土)北海道・札幌 KRAPS HALL(w/ D.A.N、The fin. 、ハルカトミユキ)
2016年7月3日(日)宮城・仙台 enn 2nd( w/D.A.N、Suchmos)
2016年7月9日(土)東京・渋谷WWW(ワンマン)
2016年7月15日(金)大阪・AKASO(w/キセル)
2016年7月16日(土)愛知・名古屋 TOKUZO(w/Yogee New Waves)
詳細はofficial websiteを参照ください。

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