「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

阪口 マサコ

1967年大阪府出身、兵庫県在住。
音楽プロデューサー故鈴木健士氏が設立したミュージックソムリエ協会の講座を経て、2014年にミュージックソムリエとなる。
音楽とともに美術、民藝、園芸、建築、阪神タイガースを愛する関西人。
ブログ「音楽は出会った時が“その時”です」/

阪口 マサコ が最近聴いてるアルバム

阪口 マサコ の記事一覧

ミュージックソムリエ

マスター・ブラスター~7月よりも熱いスティーヴィー・ワンダーのレゲエ

みんな結構感じているんだ 7月よりも熱いってこと 世界はいろんな問題であふれているけれど なんとしようとも俺たちには関係ないさ 公園からリズムが聴こえてくる (…

ミュージックソムリエ

アフリカへの思いと新しい命の誕生~「可愛いアイシャ」 スティーヴィ・ワンダー

1962年にモータウンと契約を結んだスティーヴィ・ワンダーは、極めて短いスパンでアルバムを発表し続けてきた。 1973年の自動車事故で瀕死の重傷を負ったにもかか…

ミュージックソムリエ

繰り返される悲しみに~「汚れた街」スティーヴィー・ワンダー

アメリカでは初の黒人大統領としてオバマ氏が就任したにもかかわらず、人種差別の問題はまだまだ根深く残る。 警官に撃たれる黒人の率や黒人の逮捕率は白人の2倍にのぼる…

ミュージックソムリエ

21歳のスティーヴィ・ワンダーが「心の詩」で奏でる「スーパーウーマン」

21歳。日本では大半が大学生活を送っているのかもしれない。そして就職活動にいそしんでいるのかもしれない。 その意味では、今後の人生を深く考える年齢であるのだろう…

ミュージックソムリエ

盲目の天才少年が歌った「風に吹かれて」が、黒人のソウル・チャートで1位に!

1961年にモータウンと契約した11歳のスティーヴィ・ワンダーは、12歳で”盲目の天才少年”リトル・スティーヴィ・ワンダーとしてデビューした。 そして1963年…

ミュージックソムリエ

『夢助』に込められた最後のメッセージ~忌野清志郎

忌野清志郎の生前最後のオリジナル・アルバムとなった『夢助』は、2006年5月22日から6月12日にかけて、アメリカのナッシュビルのスタジオでレコーディングされた…

ミュージックソムリエ

私にとって音楽は神聖なる世界~ローラ・ニーロ「クリスマス・イン・マイ・ソウル」

1960年代後半のアメリカでは、ベトナム戦争に対する反戦運動が次第に激化し、黒人公民権運動に始まる革命の嵐が吹き荒れた。 1968年の民主党大会で暴動を企てたシ…

ミュージックソムリエ

紐育の優しい果実はどんな色?~「ニューヨーク・テンダベリー」ローラ・ニーロ

1969年の秋に発売されたローラ・ニーロのアルバム『ニューヨーク・テンダベリー』のジャケットは、街に佇み風に吹かれるローラの、黒を基調とした写真が印象的だ。 こ…

ミュージックソムリエ

センシティヴな【魅惑のソウル・ヴォーカル⑤】マーヴィン・ゲイ(後編)~神が授けた歌うという才能と過酷な運命

スタジオでマーヴィンがピアノの前に座り弾き語りを始める。すると、周りにミュージシャンが集まって彼の歌に聴き入り他のスタジオ・ワークは中断してしまうということがし…

ミュージックソムリエ

センシティヴな【魅惑のソウル・ヴォーカル⑤】マーヴィン・ゲイ(前編)~神が授けた歌うという才能

神が授けた飛ぶという才能を、鳥は悩まない。如何に速く、優雅に空を舞うかだけを考える。マーヴィン・ゲイも神から美しい声を授けられた。だが、彼は如何にして声を磨くか…

ミュージックソムリエ

弱気なときは僕を頼ればいい~ビル・ウィザースの色あせないメッセージ「リーン・オン・ミー」

1971年に発売されたデビュー・アルバム『Just As I Am』のツアーは、デビュー前から交流のあったワッツ・103rd・ストリート・リズム・バンドのレイ・…

ミュージックソムリエ

僕のキャリアで最高によかったことは、最初にブッカー・Tと仕事を始められたことだよ~ありのままの自身で歌った「消えゆく太陽」ビル・ウィザース

1983年に財団が設立されたロックの殿堂(Rock & Roll Hall Of Fame)では、ロック・ミュージックの進化と発展に大きく貢献したミュ…

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