「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

阪口 マサコ

1967年大阪府出身、兵庫県在住。
音楽プロデューサー故鈴木健士氏が設立したミュージックソムリエ協会の講座を経て、2014年にミュージックソムリエとなる。
音楽とともに美術、民藝、園芸、建築、阪神タイガースを愛する関西人。
ブログ「音楽は出会った時が“その時”です」/

阪口 マサコ が最近聴いてるアルバム

阪口 マサコ の記事一覧

ミュージックソムリエ

志村正彦の失恋から生まれたフジファブリック「茜色の夕日」

中学生時代に奥田民生のライブを見て衝撃を受け、奥田民生に憧れてミュージシャンになることを決意したフジファブリックの元ヴォーカリストで、生前フジファブリックの楽曲…

ミュージックソムリエ

言葉の隙間が共感を呼ぶフジファブリック「若者のすべて」

立秋も遠に過ぎて、夜には秋の虫の鳴き声が聞こえ始めると、夏もそろそろ終わりだと感じる。夏の終わりは、人をちょっぴりセンチメンタルな気分にさせる。 そんな季節に聴…

TAP the STORY

多忙とスランプと病の中で夢を叶えたフジファブリック志村正彦の27歳

2007年7月10日、27歳を迎えた志村正彦はこれまでにないスランプの中にいた。 2004年にメジャーデビューしたフジファブリックだが、新曲のリリースが全くなか…

ミュージックソムリエ

僕らの世代が見たビートルズとジョン・レノン~斉藤和義、真心ブラザーズ

1966年夏、ビートルズの初来日に、日本中が沸き立った。 当時10代~20代だった多くの若者は、たとえ来日公演を見ることができなくても、ラジオやレコードから流れ…

ミュージックソムリエ

夭折のシンガーソングライター、ニック・ドレイクの謎に包まれた生涯(後編)~孤独と絶望の果てに

190センチ以上もある長身に長い髪、清潔感あふれる白いシャツにダーク・スーツや黒いジャケットを身に着け、常にエレガントな雰囲気を漂わせていたニック・ドレイク。 …

ミュージックソムリエ

夭折のシンガーソングライター、ニック・ドレイクの謎に包まれた生涯(前編)~見出された才能

1969年から1972年の3年間に、たった3枚のオリジナルアルバムを遺して、26歳の若さで夭折したイギリスのシンガーソングライター、ニック・ドレイク。 その歌声…

ミュージックソムリエ

50年ぶりに蘇ったテリー・キャリアーの古くて新しいフォーク・ソング

レア・グルーヴのムーヴメントで見出されたシンガー・ソングライターのテリー・キャリアーは、1970年代にチェス・レコードのジャズ系レーベル、カデットからリリースさ…

ミュージックソムリエ

一度は聴いておきたい魅惑のソウル・ヴォーカル① テリー・キャリアー(後編)〜イギリスのレア・グルーヴのムーヴメントに発掘されて甦った魅惑のヴォーカル

1971年から74年の間に、テリー・キャリアーはチェス・レコードのカデットから、チャールズ・ステップニーのプロデュース(または共同プロデュース)による3枚のアル…

ミュージックソムリエ

【一度は聴いておきたい魅惑のソウル・ヴォーカル①】テリー・キャリアー(前編)~ソウルとフォークとジャズの狭間で

もしも声に温度を感じるとすれば、高く透き通る声には清涼感を感じるし、それに対して低く深みのある声にはぬくもりを感じる。もちろん個人の感覚はそれぞれ違うのだけど。…

ミュージックソムリエ

もう青い瞳のソウルなんて言わせない~ダリル・ホール&ジョン・オーツ

ダリル・ホール&ジョン・オーツが、真のソウル・シンガーであることを証明したのは1980年代になってからだ。 ウィリアム・ペンが17世紀にアメリカでペンシルバニア…

ミュージックソムリエ

誤解が街の噂になった二人のシルヴァー・アルバム~ダリル・ホール&ジョン・オーツ

フィラデルフィアの大学で出会ったダリル・ホールとジョン・オーツは、名門スタジオ、シグマ・サウンドのセッション・ミュージシャン等の経験を経てアトランティック・レコ…

ミュージックソムリエ

失意の中で慰めあって作った「追憶のメロディ」~ダリル・ホール&ジョン・オーツふたりの原点

ホール&オーツはRCAに移籍して1976年に「サラ・スマイル」をヒットさせたが、その勢いに乗る形でアトランティックは過去のシングル曲「追憶のメロディ(She’s…

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