「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the NEWS

若者達に捧げられた歌〜すべて時代のせいにして

♪「すべて時代のせいにして」/泉谷しげるwith 藤沼伸一(TV番組スタジオLIVE) 泉谷しげると云えば、1970年代に沸き起こった日本のフォークブームの中で…

街の歌

銀座カンカン娘・後編〜戦後の売春婦、そして日本随一の繁華街の歴史

この歌は1949年(昭和24年)、すなわち終戦の4年後に山本嘉次郎監督がつくった映画『銀座カンカン娘』の主題歌として女優・高峰秀子が歌った昭和を代表する名曲だ。…

街の歌

銀座カンカン娘・前編〜昭和の人気女優の光と影、そして幻となった歌詞

「銀座カンカン娘」/高峰秀子(SP盤) 日本随一の繁華街、銀座。 戦後復興と共に歩んだ昭和の時代…この街を舞台に、数々の歌が生まれた。 「銀座カンカン娘」は19…

TAP the SONG

アメリカから輸入したフォークソングに演劇や現代詩を結びつけた小室等と六文銭の「雨が空から降れば」

写真・井出情児 小室等は日本にフォークソングという呼び名がなかった頃に、キングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」を聴いてギターを始めた。 1960年代の初頭に…

TAP the SONG

吉田拓郎によって始まったニューミュージックの時代を象徴するシンプルな名曲「どうしてこんなに悲しいんだろう」

ニューミュージックと呼ばれる音楽が注目を集め始めたのは、1966年に日本武道館で行われたビートルズの来日公演から、数年ほどが経過した頃からだった。 音楽関係のメ…

TAP the SONG

2019年8月6日に「夏休み」という曲は反戦歌などでは 「断じて!ない!」と明言した吉田拓郎

1960年代の半ばから激しく吹き荒れた学生運動によって、日本だけでなく世界の各国で高等教育のあり方が変容していった。 日本では1970年の段階で、高校進学率がす…

TAP the NEXT

キミーゴ a.k.a. qimygo──ジャマイカ音楽を素地に、等身大のポップスを綴っていく女性SSW

 キーボードの弾き語りスタイルで、ラヴァーズ・ロックに根ざしたポップ・ミュージックを紡いでいく、シンガー・ソングライター〈キミーゴ a.k.a. qimygo〉…

TAP the BOOK

「うたづくりにおける特別な瞬間」について語った松任谷由実(ユーミン)と井上陽水

松任谷由実(ユーミン)が会いたかったというたくさんの著名人との対話をまとめた単行本「才輝礼賛38のyumiyoriな話」(松任谷由実:著 中央公論新社)には、ほ…

TAP the SONG

「カンドレ・マンドレ」から「夢の中へ」と進化した井上陽水のソングライティング

1969年にアンドレ・カンドレという名前で登場した井上陽水だが、デビュー曲は「カンドレ・マンドレ」というタイトルだった。 発表されたその当時も今も変な芸名だった…

TAP the STORY

泉谷しげる27歳〜フォーライフレコードという“革命の舟”に乗った男達

当時23歳だった泉谷しげるは1971年の11月にライブアルバム『泉谷しげる登場』でデビューを果たす。 そして翌年に名曲「春夏秋冬」をリリースし、一気にその名を全…

TAP the SONG

歌謡曲のさきがけとなった「カチューシャの唄」と、井上陽水の「夢の中へ」をつなぐもの

日本の歌謡曲のさきがけとも、第1号ともいわれる「カチューシャの唄」が誕生したのは1914(大正3)年のことだ。 大正ロマンという文化のムーブメントを背景にこの歌…

Extra便

ディランの「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」を聴いて突然、こんなふうに書けばいいのだと分かったんだよ

1969年にアンドレ・カンドレという芸名で登場した井上陽水のデビュー曲、「カンドレ・マンドレ」のアレンジをしたのは、フォーク・グループの六文銭を率いていた小室等…

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