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11月に去ったレジェンド③〜ミッチ・ミッチェル/レナード・コーエンほか

2019.11.06

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「TAP the COLOR」連載第390回〜RED〜

(11月に亡くなった主なミュージシャン)
ロック/ポップ:リンク・レイ、フレッド・スミス(MC5)、ミッチ・ミッチェル、レナード・コーエン、レオン・ラッセル、ジョージ・ハリソン、ダグ・サーム、フレディ・マーキュリー(クイーン)、マイケル・ハッチェンス(INXS)、マルコム・ヤング(AC/DC)、ケヴィン・ダヴロウ(クワイエット・ライオット)、デヴィッド・キャシディ

カントリー/フォーク:ロイ・エイカフ

ブルーズ/R&B/ソウル:ミシシッピ・ジョン・ハート、キャブ・キャロウェイ、ビッグ・ジョー・ターナー、アルバート・コリンズ、アラン・トゥーサン、O.V.ライト、ジュニア・パーカー、ヘヴィ・D

ジャズ:アート・テイタム、カーメン・マクレエ、レニー・トリスターノ、アルバート・アイラー、チコ・ハミルトン、モーズ・アリソン

その他:ポール・モーリア

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ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『Electric Ladyland』(1968)
1960年代後半は紛れもなくロックの黄金期。そんな時代を象徴するミュージシャンであり、エレクトリック・ギター奏法に革命をもたらしたのがジミ・ヘンドリックス。そんな天才を影で支えていたのが、エクスペリエンスの面々。ドラマーのミッチ・ミッチェルなくしてジミのプレイは光らない。本作はエクスペリエンスの3枚目で初の2枚組。ロックの色気と体臭が充満した名盤だ。「Crosstown Traffic」「Voodoo Chile」、ボブ・ディランのカバー「All Along the Watchtower」などを収録。ミッチェルは2008年11月12日、62歳で亡くなった。


MC5『Kick Out the Jams』(1969)
まさにロック全盛期、1969年の衝撃の一つ。デトロイト出身のMC5のデビュー盤でありライヴ盤の名作。イギー・ポップ率いるストゥージズと並ぶ破壊力抜群のパンクの祖。政治色の強いバンドであったため、コンサートは常に暴動を警戒されていたというから、その実況録音となる本作は聴きもの。ギタリストのフレッド・スミスはパティ・スミスと結婚したことでも知られる。1994年11月4日、46歳で亡くなった。

レナード・コーエン『Old Ideas』(2012)
カナダ生まれのシンガー・ソングライターであるレナード・コーエンは、デビュー前は妻や子供らとヨーロッパの孤島に移住して、詩集や小説を発表していた。次第に自作の詩に曲をつけて歌い始め、1967年末に最初のアルバムを世に出す。その後も精力的に活動し、2012年の本作は世界中でヒットした。ミュージシャンからリスペクトされる本物の歌い手であり続けた。2016年11月7日、82歳で死去。

カーメン・マクレエ『After Glow』(1957)
真のジャズ・シンガーの一人。エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンと並んで語られることが多い実力派歌手であると同時に、優れたピアニスト、作詞家でもあった。本作は彼女の代表作の一つで、レイ・ブライアントらピアノ・トリオを伴奏にバラードナンバーを歌い上げる。ジャズらしい真夜中の都市の“吐息”が聴こえてくる名盤。1994年11月10日、72歳で亡くなった。

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