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プロコル・ハルムの名曲「青い影」にまつわるいくつかの逸話

2021.05.12

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ビートルズが伝説の名盤『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』を発表した1967年、同じイギリスで一曲の名曲が誕生した。
ゆったりとしたスケールの大きなメロディーと、印象的なオルガンのフレーズは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか? 
日本では一般的に「青い影」のタイトルで知られているこの「A Whiter Shade of Pale」は、イギリスのロックバンド、プロコル・ハルムのデビュー曲として1967年5月12日にリリースされたのが初出。
発売からわずか2週間で38万枚を売り上げ、イギリスのヒットチャートで6週連続1位を記録したヒットソングである。
この記録は、あのビートルズでさえもなし得なかったという。
瞬く間にフランス、オランダ、スイス、ベルギーをも席巻し、アメリカでは5位、もちろん日本でも大ヒットとなった。
この曲がレコーディングされた当時、すでにマルチトラックが発達し、ステレオ録音も一般的に行われていたが…あえて“モノラル風”の録音・ミックスが施されたという。
生前ジョン・レノンは、この曲をお気に入りの一つとして挙げており「人生でベスト3に入る曲」「今の音楽業界でこの曲以外は聴く価値がない」とまで語っていたという。
また、このメロディーは日本のアーティストにも大きな影響を与えており、松任谷由実はこの曲をきっかけに音楽を自作するようになったという。
山下達郎も当時ラジオでこの曲を聴いて、すぐさまレコードショップへと走り「購入したその日のうちに100回は聴いた」と語っている。


1966年、バンドの中心メンバーでボーカルとピアノを担当するゲイリー・ブルッカーが、キース・リードという詩人と意気投合したことから、プロコル・ハルムは誕生した。
ロックの潮流がサイケデリックからプログレッシブ、アートロックへと流れる中、歌詞も難解で哲学的なものが好まれており、キング・クリムゾンにはピート・シンフィールドという詩人が存在し、クリームの歌詞はピーター・ブラウンという詩人が書いていた。
そんな時代に、ゲイリーとキースはロンドン近郊の田舎町バッキンガムシャーの山中にこもり“クラシックの要素を取り入れた荘厳なロック”をコンセプトに曲作りを行なったという。
そこに、音楽学校でクラシックを学んだマシュー・フィッシャー(オルガン)がアイデアを出し、この「青い影」が生まれたという。
後に、この楽曲のクレジットをめぐって法廷闘争が繰り広げられたことも有名である。
2005年、マシュー・フィッシャーが著作権を巡ってゲイリーとキースを相手に訴訟を起こした。
フィッシャーは「オルガンソロを書いただけでなく、ゲイリーによるオリジナルのコードに重要な改変を加え、2分36秒間に渡ってオルガンで貢献している」と主張し、この曲の作曲者としての印税を要求したのだ。
一方、ブルッカーは「この曲はフィッシャーがプロコル・ハルムに加入する前に作られていて、フィッシャーはアレンジしただけだ」と主張した。
そして2006年12月20日、高等法院はフィッシャーの訴えを原則として認め、40パーセントの著作権を認める判決を言い渡した。
しかし、ブルッカーは判決を不服として控訴した。
2008年4月3日、控訴院は2006年の判決を一部覆し、「青い影」におけるマシューの作曲者としてのクレジットを認めつつも、それに伴う印税は一切フィッシャーには入らないとした。
そして2009年7月30日、貴族院は2008年の控訴審の判決を覆し、フィッシャーの言い分を認める最終判決を下した。
これによって長きに渡る法廷闘争に終止符が打たれ、現在クレジットにはキース・リード、ゲイリー・ブルッカー、マシュー・フィッシャー3名による作詞・作曲と表記されている。



こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。





【佐々木モトアキ独り唄いTOUR“歌ものがたり2021”春夏】


5月1日(土)岡山Desperado 
5月2日(日)島根(出雲)Bar Soul  
5月3日(月・祝)鳥取(米子)シンワンメイク
5月4日(火・祝)昼-鳥取(米子)スナックCandy  
5月4日(火・祝)夜-鳥取(米子)押口ガレージ
5月8日(土)山口(下関)T-Gumbo 
5月16日(日)茨城(水戸)音食座敷 開化亭
5月29日(土)兵庫(宝塚)IL grazie
5月30(日)八幡DELSOL café
6月5日(土)広島OK鉄板
6月6日(日)佐賀LIVE BAR雷神 
6月12日(土)埼玉(新座)エアストリームカフェ
6月13日(日)新潟(三条)Gallery Bar Veronica 
6月25日(金)群馬(前橋)Cool Fool 
6月26日(土)東京(高円寺)MOONSTOMP
6月27日(日)埼玉(川越)大黒屋食堂  
7月3日(土)田川Diamond Moon
7月4日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
7月6日(火)福岡(薬院)遊来友楽 
7月10日(土)熊本(八代)bar 7th chord
7月11日(日)山口(柳井)みんなの広場 Live Village 
7月16日(金)蒲郡Chot Bar VOODOO LOUNGE
7月17日(土)名古屋 喫茶ニューポピー 
7月18日(日)浜松(弁天島)LIVE & DISCOマルガリータ 
7月24日(土)群馬(渋川)Casa Midori 
7月29日(木)仙台 ホームラン酒場
7月30日(金)岩手(宮古)カントリーズcafe
7月31日(土)岩手(二戸)HOUSE OF PICNIC 
8月1日(日)秋田(能代)ハックルベリー 
8月3日(火)小郡 ジラソーレ 
8月7日(土)群馬(下仁田)otenki食堂
8月21日(土)久留米 農と音
8月22日(日)山口(萩)玉ネギ畑  
8月23日(月)東広島pasta amare
8月27日(金)福岡 Bassic. 
8月28日(土)LIVE BAR雷神
8月29日(日)大牟田 陽炎


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新作ミニアルバム『You』のタイトルナンバー「You」のミュージックビデオです♪
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とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。





佐々木モトアキ
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