TAP the NEXT

踊ろうマチルダ──心を震わす歌声の吟遊詩人、10年目にして初のセルフ・プロデュース・アルバム

2017.10.09

Pocket
LINEで送る

シンガー・ソングライター=ツルベノブヒロのソロ・プロジェクト〈踊ろうマチルダ〉。その名前は、オーストラリア国民に愛されるアンセム「Waltzing Matilda(ワルチング・マチルダ)」から採られたもの。映画『渚にて』でも馴染み深い「Waltzing Matilda」は「荷物を担いで放浪する」といった意味を持ち、開拓時代のオーストラリア人の反骨精神を受け継ぐ歌だという。

2000年代前半から音楽活動をはじめた彼は、釣部修宏名義でアルバム『平成トラッド』を発表。その後2008年から〈踊ろうマチルダ〉を名乗り、弾き語りをメインに全国を旅しながらライブを展開してきた。トム・ウェイツやポーグスを彷彿させる枯れた歌声が強烈なインパクトを放つ、踊ろうマチルダの歌。イングランド、スコットランド、アイルランドといったブリテン諸島をはじめ、北欧、東欧の民謡やフォーク・ミュージックからの影響を感じさせる、どこか懐かしみのあるメロディ。その魅力は口コミで広まり、今や各地で熱狂的な支持を集めていて、フジロック、ライジングサンなど多くのフェスにも出演。またNHKドラマ『とんび』のエンディングテーマに楽曲が起用されるなど、注目度をますます高めている。

踊ろうマチルダとして10周年を迎えた今年、実に7年ぶりの作品となるオリジナル・フル・アルバム『新しい夜明け』をリリース。自身にとって初のセルフ・プロデュースとなる本作は、ギターのほか、ハーモニウムやシュルティボックス、ハンマーダルシマーなど、9種類の楽器をツルベ1人が演奏を手がけて完成したもの。スコットランドの詩人、ロバート・バーンズの詩を歌った「Comin’ Thro’ the Rye」にはじまる本作は、荒涼とした風景に一筋の光を見い出す荘厳な物語であり、聴き手の心に深い爪痕を残すような大人のおとぎ話のようでもあり。10年間にわたって各地を放浪してきた吟遊詩人の歌の深みと凄みが凝縮された傑作に仕上がった。

踊ろうマチルダ『新しい夜明け』

踊ろうマチルダ
『新しい夜明け』

(BACKPACK RECORDINGS)


official website
http://odoromatilda.com/


Live Schedule
2017年10月13日(金)北海道・札幌BFHホール
2017年10月19日(木)京都・磔磔
2017年10月20日(金)愛知・名古屋 新栄 Live&Lounge Vio
2017年10月21日(土)大阪・dinning Cafe+goods martha(w/ザッハトルテ)
2017年10月27日(金)三重・伊勢 MIYAKO TENSHINDO
2017年10月28日(土)三重・尾鷲 網干場
2017年10月29日(日)和歌山・新宮 D.T Mama
2017年11月01日(水)和歌山・マイソール
2017年11月03日(金)愛媛・松山 Bar Caezar
2017年11月05日(日)広島・音楽食堂ONDO
2017年11月08日(水)岡山・真庭 蒜山ハーブガーデン ハービル
2017年11月11日(土)鳥取・STRAWBERRY FIELDS
2017年11月12日(日)兵庫・姫路 ARBRE MARKET
2017年12月10日(日)埼玉・熊谷 モルタルレコード
2017年12月19日(火)東京・渋谷 Mt.RAINER HALL
2017年12月22日(金)静岡・御殿場 RINCOLO
2017年12月28日(木)東京・鶯谷 東京キネマ倶楽部

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

関連アーティスト

関連するコラム

[TAP the NEXT]の最新コラム

このコラムへの感想・コメントを書く

Pagetop ↑