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TAP the POP

五十嵐 正

1958年石川県生まれ。音楽評論家/翻訳家。
大学卒業後、故郷の金沢市で小さな輸入レコード店の店長として働き始める。東京の姉妹店に移ってまもなく執筆活動を開始。社会状況や歴史背景をふまえたロック評論から世界各国のフォークやワールド・ミュージックまでに健筆を奮う。著書に『スプリングスティーンの歌うアメリカ』(音楽出版社)。

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五十嵐 正 の記事一覧

Extra便

ジョエル・ラファエル〜ウディ・ガスリーの精神を継承する真のアーティスト

ジョエル・ラファエルがニュー・アルバム『ローズ・アヴェニュー』を発表した。 この4年ぶりの新作は彼の遅まきながらの日本デビューとなる。その発売元はジャクソン・ブ…

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ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)〜バスローブ姿で店番した心の闇

1969年のある夜、テッド・ノーランという雑誌記者がウェストハリウッドの通りに健康食品店を見つけた。暗い店内には客はおらず、バスローブをはおった奇異な姿の長髪の…

Extra便

【来日直前!特別インタビュー】ブルース・コバーン〜伝説のシンガー・ソングライター

今月末、カナダが誇る偉大なシンガー・ソングライター、ブルース・コバーンがビルボード・ライヴ東京で2日間の公演を行う。「随分長い間があいたね」と本人も苦笑するくら…

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レイ・デイヴィス〜古き良き時代への渇望

キンクスといえば、1960年代のブリティッシュ・ロックを代表するバンドのひとつ。1970年にも「Lola」が英米両国で大ヒットし、アルバム『Lola Versu…

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ドン・ヘンリーとグレン・フライ〜相手に託した成功への歌声

1970年、ウェストハリウッドのクラブ、トルバドゥールのバーには、成功を夢見る若きミュージシャンたちが毎晩たむろしていた。 その中にグレン・フライとドン・ヘンリ…

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サイモン&ガーファンクル〜世界の頂点、更なる冒険

1968年、サイモン&ガーファンクルは“世界の頂点”にいた。 その年に彼らは映画『卒業』のサントラとアルバム『Bookends』の2枚を全米ナンバーワンにしてい…

Extra便

サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス〜世界最高のバー・バンドがやって来る

97年にジョン・ボン・ジョヴィが初のソロ公演を行った武道館での出来事。アンコールで機材のトラブルがあった。彼はすぐにアコースティック・ギターを持ってこさせて、予…

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スティーヴィー・ニックス〜幸運が運んできた別離

1975年5月26日、27歳の誕生日を迎えたスティーヴィー・ニックスは前年の同じ日を思い浮かべ、その1年のもたらした大きな変化を噛み締めていたはずだ。 1年前の…

Extra便

アメリカ音楽を変える! スーパーバンドがいよいよ来日

アメリカン・ルーツ・ミュージックの影響を受けて生まれた”アメリカーナ”。 今では次世代を担うアーティストによる現代的なアレンジも加わり&…

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ポール・マッカートニー〜アイルランドの血筋から生まれたヒット曲

リヴァプールは「アイルランドの真の首都」とか「東のダブリン」と呼ばれたりもする。それほどにアイルランドからの移民とその子孫の人口比が高いということだ。だから、あ…

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ニック・ロウ〜新曲は義父へのプレゼント

「ねえ、ニックがパパのために書いた曲を聴きに来てよ」 ニック・ロウは妻のカーリーン・カーターが父親と電話で話す声で目を覚ました。 電話の相手はカントリー音楽の巨…

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ヴィエナ・テン待望の初来日公演

ヴィエナ・テンが日本にやってきて、鎌倉のカフェ・ゴーティの親密な空間で歌を聞かせてくれるというニュースは本当に嬉しい驚きだ。 ピアノを弾き語る女性シンガー・ソン…

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