「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

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ミュージックソムリエ

「息子」における父親の眼差し~奥田民生

奥田民生が作る歌詞は、とらえどころがなく抽象的であることが多い。 あるインタビューで、歌詞について訊ねられた奥田が「音が太くなると、言葉も太くしなければ聞こえな…

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思い出のタヒチ80「ハートビート」

ソング・ライティングの中心的存在で、ボーカルやギターを担当するグザヴィエ・ボワイエを中心に結成されたタヒチ80は、98年に本国フランスでデビュー。翌年発売の小山…

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HYUKOHが生み出したアジアの新しいロック

新しいポップ・ミュージックは海外から入ってきたものが、その国の風土や文化と混ざり合った時に誕生する。 ビートルズの音楽も自分たちのバックボーンと、アメリカのロッ…

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【魅惑のソウル・ヴォーカル⑦】シリータ~スティーヴィー・ワンダーにインスピレーションを与えた可憐なヴォーカル

シリータ・ライト、またはリタ・ライトという名で、スティーヴィー・ワンダーを始め、他のモータウンのアーティストのソングライティングやバッキング・ヴォーカルとして活…

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カサビアンによるオルタナティヴ・ロックの体現

オルタナティヴ・ロックという言葉が開発されたのは1980年代のことである。の音楽産業はディスコ・ミュージックやヘヴィ・メタルといった音楽が、ビルボード・チャート…

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”大ヒット間違いなし!”~憂歌団の日本語のブルースが始まった

憂歌団といえば、内田勘太郎の超絶なブルース&スライドギターにのせて、木村充揮の”天使のダミ声”と称される独特のヴォーカルが歌う日本語のブルースが魅力だ。 しかし…

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ゴリラズという新しいバンドの形を生み出したデーモン・アルバーンとジェイミー・ヒューレット

アーティストの「魅せ方」というのは、楽曲と同じぐらい大切にされてきた。きらびやかな衣装で腰を振りながら歌うエルヴィス・プレスリーもそうであったし、全員スーツ姿で…

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音から生まれる物語 ~ 音楽と切り離せないクエンティン・タランティーノの映画

ここ数年、映像と音楽がマッチした映像作品が世界中で再び脚光を浴びている。 映画『LA LA LAND』の大ヒットを始め、日本でもアニメ『君の名は。』がその主題歌…

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旅情を誘うメロディー「愛のテーマ」を生んだマエストロ~バリー・ホワイトとラヴ・アンリミテッド・オーケストラ

1980年頃、香港のキャセイパシフィック航空のCMに使用され、バリー・ホワイトの名は知らなくても多くの人が耳にしたことのある、この美しいメロディー。 ソウル・シ…

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映画「サブマリン」から変わり始めたアークティック・モンキーズのロック

一躍イギリスを代表するロックバンドになったアークティック・モンキーズの新たな始まりは、アレックスのソロ活動であった。彼は同世代のミュージシャン、マイルズ・ケイン…

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ロックを新しいものにしたアークティック・モンキーズの衝撃

ビートルズやストーンズが黒人音楽から多大な影響を受け、ロックをポピュラーなものにしたように、ポップミュージックは今まであったものを時代に合うようにアップデートし…

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さらにドーンと行く男たち 〜エレファントカシマシ〜

今年30周年を迎えたエレファントカシマシ。他のミュージシャンとは一線を画すような活動を続けながらも、日本を代表するロックバンドであり続けているバンドである。 僕…

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