「TAP the CHART」第77回
前回の「No.1ヒット数ランキング1890-2017〜127年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドとは?」に続いて、今回はアルバム編「No.1アルバム数ランキング1945-2017〜72年間で最もチャートを賑わせた歌手やバンドは?」をカウントダウン方式でランキングを発表していきたい。
Billboardが初めてアルバムチャートを発表したのは1945年3月。以降、チャートの規模は5〜10程度の小ささで、しかも不定期だった。毎週発表されるようになったのは1956年3月になってから。しばらくモノラルとステレオに分かれていた時期もあったが、1963年8月以降は再び統一されて現在に至っている。
それでは6枚のナンバーワン・アルバムを持つアーティストから順番に。最多は19枚だ。
★6枚
ボン・ジョヴィ
Slippery When Wet、New Jerseyなど。
単なるハードロックから脱却して、今ではアメリカを代表するロックバンドになった。

メタリカ
Metallica、Loadなど。
一つ一つの作品に重みを感じさせる稀なバンド。デビュー当時は「こんなの売れるわけがない」と言われていた。

リンキン・パーク
Meteora、Minutes to Midnightなど。
ゼロ年代を代表するバンド。ヒップホップが前提だった世代から絶大な支持を集める。

イーグルス
Hotel California、The Long Runなど。
70年代のウエストコースト・ロックを象徴するだけでなく、アメリカで最も売れたバンドでもある。

マイケル・ジャクソン
Thriller、Badなど。
死後も影響力を持ち続ける伝説。生きていたらどんな作品を聴かせてくれたのか。

マライア・キャリー
Music Box、Daydreamなど。
90年代の凄まじい活躍は特筆すべき。あの頃の輝きを早く取り戻してほしい。

ビヨンセ
Dangerously in Love、B’Dayなど。
優等生のイメージが強かった彼女だが、最近ではメッセージ色の強い作品を提供している。

R.ケリー
TP-2.com、Chocolate Factoryなど。
根強い人気を誇るR&B歌手。

ブリトニー・スピアーズ
…Baby One More Time、Oops!… I Did It Againなど。
ティーンアイドルだった彼女も、今ではすっかり大人の女に。長い人気を維持している。

U2
The Joshua Tree、Achtung Babyなど。
何もかもポップだった80年代で唯一無比の硬派な個性を放ったロックバンド。その姿勢は今も崩れない。

レッド・ツェッペリン
Led Zeppelin II、Houses of the Holyなど。
70年代に最もレコードを売った伝説のハードロック・バンド。

エルトン・ジョン
Goodbye Yellow Brick Road、Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboyなど。
70年代にチャート史上初の「初登場アルバム1位」を成し遂げる。名作も多い。

ポール・マッカートニー
Red Rose Speedway、Band on the Runなど。
ビートルズ解散後もメロディメーカーぶりを発揮。70年代のウイングスとしての活動は今も印象深い。

ジャネット・ジャクソン
Control、Janet Jackson’s Rhythm Nation 1814など。
兄マイケルのおかげもあって80年代後半にブレイク。90年前後の人気は凄まじかった。

カニエ・ウエスト
Late Registration、808s & Heartbreakなど。
絶大な影響力を誇るヒップホップ・アーティストの一人。

ドレイク
Thank Me Later、Viewsなど。
2010年代のヒップホップ・シーンで最も人気があるアーティスト。

ケニー・チェズニー
When the Sun Goes Down、The Road and the Radioなど。
カントリー界のスーパースターの一人。

マドンナ
Like a Virgin、Confessions on a Dance Floorなど。
時代の空気を吸い込みながら、常に進化し続けることを止めない史上最高のエンターテイナー。

エミネム
The Marshall Mathers LP、The Eminem Showなど。
ゼロ年代最大のスーパースター。一作ごとのリリースに重みがある。

ローリング・ストーンズ
Sticky Fingers、Exile on Main St.など。
説明不要。70年代にリリースしたスタジオアルバムはすべてナンバーワンを記録した。

ガース・ブルックス
Ropin’ the Wind、In Piecesなど。
90年代のカントリー界が生んだスーパースター。CDを最も売ったアーティスト。

エルヴィス・プレスリー
Loving You、Aloha from Hawaii Via Satelliteなど。
キングなくしてロックンロールの浸透はなかった。還暦のロックスターが当たり前となった今からすると、余りにも早すぎる死だ。

ブルース・スプリングスティーン
Born in the U.S.A.、The Risingなど。
ゼロ年代以降、精力的に活動し続けるボス。ナンバーワンを立て続けに記録。その存在はアメリカそのものだ。

バーブラ・ストライサンド
The Way We Were、Guiltyなど。
日本では考えられないほどアメリカではスーパースターの彼女。50年以上も人気を保ち続けている。

ジェイ・Z
Vol. 2… Hard Knock Life、The Blueprintなど。
ナンバーワンを積み重ねて大記録を更新中。妻ビヨンセと「世界で最もリッチな夫婦」として知られる。

ビートルズ
Rubber Soul、Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandなど。
やはり、チャートでの実績も凄かった。この記録を抜けるアーティストは恐らく出てこない。

【シングル編はこちらから】
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