♪「光になりたい」/大森洋平
福島県相馬市food&bar『101』で行われた“2013-2014年越しLIVE”より(大森洋平with柴田拓也)
大森洋平というシンガーソングライターをご存知だろうか?
今日は彼が紡いだラブソング「光になりたい」をご紹介します。
先月5/25にリリースされた彼のマキシシングル『A面』に収録されているこの歌は、2013年ふくおかフィナンシャルグループTVCMイメージソングとして起用された楽曲。
この“真っ直ぐなラブソング”の歌詞に登場する「あなた」に、皆さんは誰を当てはめて聴きますか?
恋人のこと。
片想いの人のこと。
大切な友達や家族のこと。
そして“あの場所”で暮している人達のことを。
今回TAP the POPでご紹介させていただくにあたって、特別に!彼からコメント(曲の誕生秘話)をいただきました。
==========================================
昨年のある日。
「突然のメール失礼いたします。クライアントの方が是非とも大森洋平さんにイメージソングを書き下ろして欲しいとのことで…一度お電話いただきたい」
という主旨で制作会社を名乗る方からHPのライブ予約アドレスに届いた一通のメール。
あぁ、音楽界にも遂にこういう新手の詐欺メールが出てきたのだなぁ、と。
正直、そう思った(笑)
96年19歳の時にデビューして17年目の春、ここ7年は個人商店。
昨今の音楽界の事情を考えても俺に降って湧くようなタイアップの話などないだろーが、どっちみち降る袖もないしMCのネタになるな!と思って電話してみた。
「お疑いでしょう?」
今では仲良しの担当者の第一声。
笑った。
その声でなんとなくホントかもしれないな。と思ったけど。
「そうですねー、お疑いですねー」
素直に返した。
「電話でもメールでも胡散臭いだけだと思うので来週の下北沢でのライブにクライアント、代理店、私が伺ってお話を…」
ホントに来た。
サイン入りのデビューアルバム等持参で。
今までの俺の楽曲を何曲も当て込んだCMの素材も既に出来てた。
ずっと好きで聴いててくれたことをただただ伝えてくれた。
嬉しかった。
ありがたかった。
本当にその一つ一つの言葉が、情熱が。
その帰り道のバスの中。
10分ぐらいで「光になりたい」はほぼ出来上がった。
少年時代に思い描いたみたいには、やっぱり日々はうまく廻らない。
だけど同時に好きで続けてると、やっぱり捨てたもんじゃないと思える日が来たりして。その繰り返し。
んで、いつかどっかに辿り着く。
なわけで、出来上がりました『A面』。
これまでの全ての出会いと出来事に心から感謝。
そしてまだまだこれから。
LOVE goes on!
君に真っ直ぐに届きますように。
photo by yutaka higashijima
「光になりたい」
あなたがいる あなたがいる
僕が生きる すべての理由
それだけでいい 一番近く
あなたを照らす 光になりたい
【大森洋平 おおもりようへい】
1976.12.11 石川県金沢生まれ
唄うたい
音楽がいつも周りにあるような環境で育つ。
14歳の頃から曲を作り始める。
高校時代はバンドを結成しコンテストや数々のライブで注目を集める。
95年にソロとなり浜松のJapan Open’95に出場しグランプリを獲得。
96年9月、SINGLE「彼女」でソニーレコードよりデビュー。
その後もCDリリース(ディスコグラフィ参照)、全国各地でのイベント・ライブを中心に活動。
その他、FM福岡、長崎、AIR-G、bayfmなどでパーソナリティをつとめ、2004年3月には尾崎豊トリビュートアルバム『BLUE~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI~』に「LOVE WAY」で参加。
同イベント「THE NIGHT」にも参加し注目を集める。
また2004年10月発表のSINGLE「グライダー」は、映画『1リットルの涙』の挿入歌になるなど、心を揺さぶる歌声は様々な環境で人々の琴線に触れる。
2006年には初のライブ盤『THE SONG』、2009年にはミニアルバム『ドラマチック』のリリース等、コンスタントにリリース、ライブ活動を続ける他、2011年4月には約6年ぶりのレギュラー番組bayfm『Rough Sketch』のパーソナリティを務める。
デビュー15周年を迎えた同年、ソニーレコードよりベストアルバム『GREATEST WOODS』をリリース。
2011年10月より6ヶ月連続配信限定シングルをリリース。
2012年5月アルバム『ガーデン』リリース。
2013年、2014年「ふくおかフィナンシャルグループ」のイメージソングに「光になりたい」「あなたを連れていく」がそれぞれ採用された。
2014年5月25日、その2曲を含む『A面』遂にリリース。
「唄える場所があればどこでも唄う」をモットーに
積極的な音楽活動を続けている、生粋の唄うたい。
↓ライブスケジュール詳細・ディスコグラフィ等はこちら
<大森洋平オフィシャルウェブサイト>