「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

TAP the ROOTS

黒い服を纏った詩人、ジョニー・キャッシュの残した言葉

2003年9月12日。ジョニー・キャッシュは、糖尿病による合併症のため、テネシー州ナッシュヴィルの地で71年の生涯に幕を閉じた。 ボブ・ディランをはじめとして、…

月刊キヨシ

ジョニー・キャッシュ〜ほつれかけの星条旗

次の大統領であるトランプが、アメリカはもはや、「世界の警察官」ではないと言い出したが、残念ながら介入で立ち直った国の噂は聞かない。(このコラムは2013年10月…

TAP the STORY

ボノ(U2)〜お辞儀とエミューで結ばれた深い絆

「お辞儀っていうのを知ってるかい?」 ジョニー・キャッシュが、ナッシュビルの自宅にU2を初めて招き入れたとき、彼はボノにそう訊いた。 そして、二人は腰を折って挨…

TAP the ROOTS

刑務所の服役者が熱狂した絵本作家の一曲

ジョニー・キャッシュがサン・クェンティン刑務所でライブを行ったのは、1969年の2月のことである。ナッシュヴィルはまだ冬の真っただ中にあった。 「その当時、ナッ…

TAP the DAY

インディアン戦士、アイラ・ヘイズが 硫黄島に星条旗を掲げた日

太平洋戦史上、最も熾烈な戦闘は、東京からおよそ1200キロメートル距離に位置する小笠原の硫黄島で戦われた。その島最高の擂鉢山の山頂に、一本の星条旗がひるがえった…

TAP the STORY

ジョニーキャッシュが働く男たちの歌でつづったフロンティアの物語

ジョニー・キャッシュには、後に三部作と称されるコンセプト・アルバムがある。 南部の黒人をテーマとした『ブラッド・スエット・アンド・ティアーズ Blood, Sw…

TAP the ROOTS

炎の輪に堕ちていったジョニー・キャッシュ

2003年5月17日。ジョニー・キャッシュの愛妻ジューン・カーターは、彼女の故郷であるテネシー州ヘンダーソンヴィルの墓地に埋葬された。 葬儀には、その4カ月後に…

TAP the STORY

1973年、大切な曲

1973年。いわゆるビートルズの「赤盤」「青盤」と呼ばれるベスト盤が発売された年。ジョニー・キャッシュの長女であり、その後何度もグラミー賞を獲得することになるロ…

TAP the STORY

ジョニー&ジューン夫妻〜ふたりを繋いだ、燃える火の輪

「俺と結婚してくれ。今、返事をしてくれないとこれ以上歌えない」 1968年、カナダ・オンタリオ州でのツアー真っ最中の出来事だった。舞台上のジョニー・キャッシュは…

TAP the DAY

粘り強い押し売りによってレコード・デビューを果たしたジョニー・キャッシュ

1954年、兵役を終えてドイツから戻ってきたジョニー・キャッシュは、当時交際していたヴィヴィアンと結婚すると、音楽の盛んな町、テネシー州メンフィスで新たな生活を…

TAP the STORY

三面記事から生まれた不朽のスタンダード

カントリーとは、「馬を下りたカウボーイたちの唄」であるというザックリした言い方がある。 アメリカ西部に鉄道の槌音が響く頃、働き口を失ったカウボーイたちの中で、喉…

TAP the STORY

死ぬところを見るために人を撃った

生まれ故郷であるアーカンソー州ダイエスに職もなく、歌で身をたてようと心に決めたところで兵役にとられた。1950年7月、おりしも朝鮮戦争で緊迫する冷戦の只中に空軍…

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