月刊キヨシ

勝新太郎が弦の神となった一夜 ~スイス、ロシニエール山荘の奇跡

なぜ役者の道を選んだのかと聞かれて、「三味線弾きで終わりたくなかったから」と、勝新太郎は答えている。 彼には「杵屋勝丸」というもうひとつの名前があった。 長唄三…

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消えた名作「センチメンタル・アドベンチャー」の謎

「ザ・フォー・シーズンズ」を描いたブロード・ウエイのヒット・ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の映画化を果たし、84歳にして独自の道を歩みつづけるクリント・イ…

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母国イタリアのなまりを捨て、美しい英語で栄光をかちえた移民の子、フランク・シナトラ

『Frank Sinatora has a cold』    シナトラ、風邪をひく うまいタイトルである。なにかと思わせておいて、風邪をひいたシナトラとは、「絵…

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カリブの小国、ジャマイカ叛乱の唄 「ハーダー・ゼイ・カム」

カリブの海にはその昔、西欧諸国が、競い合うように手に入れた島々が散らばっていた。 地上の楽園と呼ばれ、景観こそ申し分なかったが、資源も産業も乏しい小国はいつまで…

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ジョニー・キャッシュ〜ほつれかけの星条旗

次の大統領、トランプが、アメリカはもはや、「世界の警察官」ではないと言い出したが、残念ながら介入で立ち直った国の噂は聞かない。 「Ragged Old Flag…

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「愛のさざなみ」は、なぜロス・レコーディングされたか?~名ドラマー、ハル・ブレイン起用で島倉千代子をよみがえらせた浜口庫之助

オールマイティの才能 ステージに立ち、曲を作り、そして歌詞を書いた。 遊び心にとんだ明るい人柄からハマクラさんの愛称で親しまれ、ヒット・メイカーとして数々の伝説…

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「第三の男」~アントン・カラスの熾烈な戦い~

「第三の男」は、第二次大戦終結4年後の1949年に制作され、同年カンヌ国際映画祭で、グランプリを獲得。「映画史上最高傑作」と讃えられる英国映画。監督はキャロル・…

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「太陽がいっぱい」で、美男の代名詞となった男アラン・ドロン、書かれざる生い立ち

インドシナ戦争からの帰還兵 アラン・ドロンは、1935年、パリ郊外、ソーの街に生まれた。幼い頃に父を亡くすが、家族不和が続き、寄宿学校を転々、感化院に送られたこ…

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ジャズ・ドキュメンタリーの最高傑作 『真夏の夜のジャズ』

「貴族の庭でジャズ」 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、一躍国力を高めたアメリカには、数多くの富豪たちが生まれた。ロードアイランド州大西洋岸の古い波止場町に…

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リオデジャネイロを舞台にした神話絵巻 「黒いオルフェ」

実は「古事記」の中にもあったのである。「古事記」は、日本で最初に完成した文学作品といわれ、その時代を生きた人々が使っていた日本語で書かれていて、原典は解読するこ…

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「ジャズの魂は売らない」 日野皓正~ブームに惑わされなかった不屈のスピリット

Ray-Banの売り場から、「Shooter」というモデルだけが根こそぎに消えた。 日野皓正がさりげなく鼻にのせていたからである。 ジャズ・メンが、ファッション…

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スミスとジョニーとカスバの女~歌のなかの異郷~

「本牧メルヘン」 歌っている鹿内孝は、ウエスタン・カーニバル出身のロカビリーの人気スター。曲を描いたのは、鹿内のバンド・ボーイからほどなく「ブルー・コメッツ」を…

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『ナッシュビル』ロバート・アルトマンが描いた迫真のミュージック・ドラマ ―ものみな歌でおわる―

24人のキャラクターを動かした「神の眼」 拡声器で大音量をふりまきながら、ナッシュビルの市街を走りぬける選挙カー。 映画「ナッシュビル」は、そんなシーンで幕をあ…

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「国歌なんてもの歌うか歌わないかくらい、決めさせてくれよ」

オーストラリア、第二の国歌 唇の動きを読まれてまで歌わせられる国歌を持つ国民より、歌うなと言われても、つい口ずさんでしまう愛唱歌がたまたま国歌だったという国民の…

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独裁者の頭上に降った「レッツ・ダンス」

カダフィ、ベンアリ、ムバラク、そしてヤヌコビッチ……。ここ数年のうち、テレビで顔の知られた独裁者たちが民衆の前から次々と姿を消していった。 幕引きは様々だったが…

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日本のエレキギター・レジェンド、 田端義夫が生き抜いた時代

エレキ・ギターを横抱きに、拳を天に突きあげ、「オース!」。 トレードマークともなったパフォーマンスでステージを湧かせた人物が2013年4月25日にこの世を去って…

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「フランシーヌの場合」── 命にかえても伝えたいこと

■マララさん、難民のため女子校開校 18歳誕生日に訴え(朝日新聞デジタルより) 昨年のノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさんは12日、レバノンのシリア国境に…

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マドンナ戦記〜時代を変えたと言われた女はどう戦ったのか

イースト・ヴィレッジの公園にて その公園は真夜中を過ぎても無人ではなかった。歩き続けてゆくと、暗闇のなかにほつりほつりとオレンジ色の光のかたまりが浮かびあがる。…

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ジェームズ・ディーン〜日本人が建てたもうひとつの墓碑

1955年9月30日、男はカリフォルニア州ロサンゼルス北西サリナスのレース場で開かれるレース参加するため、シルバーのポルシェ・スパイダー・550・1500RSを…

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マンデラとキング牧師

亡くなったネルソン・マンデラ元大統領のニュースを見て、人種差別をなくす道のりがどんなに遠く困難なものだったのか、初めて知った人もいるかもしれない。 アメリカの公…

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