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Extra便

山口洋が語るボブ・ディラン

2014.03.31

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TAP the POPにもコラムを寄稿していただいているHEATWAVEの山口洋さん。
先日、ご自身のブログに書かれたボブ・ディランに関する文章【blog上地獄アワー第九回、「BOB DYLAN特集」】が、“愛を感じる”とても素晴らしい内容だったので、TAP the POPで紹介させていただきます。

<ブログより一部引用>

ーーーで、何と云っても「LIKE A ROLLING STONE」です。これは大変な曲なのです。ブルース・スプリングスティーンも「ママの車からこの曲が流れてきて人生が変わった」と。わたくすもです。聴いたのはママの車じゃないけど。

僕のとっても親しい友人がとても追い込まれていたとき。車に1枚のCDRが積載されていて、すべてヴァージョンの違うこの曲だったのです。つまり、ひとつの曲が彼の闇に光を照らし続けたってことです。転がる石のように。

もちろん、僕にとっても大変な曲なのです。もう20年以上前。どうしてもこの曲を聴きたくて、日本公演を追っかけていました。でも、ぜんぜんやってくれない。最終公演はたしかNHKホールだったかな。諦めきれずに、ダフ屋から券を買って、立ち見で観ました。何故か隣にどんと氏が。聞けば、僕と同じ理由でそこに居たのです。そして、最後のアンコール、闇を切り裂く一発のスネアと共に始まったのがこの曲でした。2人して失神寸前。

運命とは不思議なもので、どんとさんとHWはこの曲を演奏したことがあるのです。その時の彼のMCが忘れられません。「この曲はスネアのタンってリズムから始まります」。その言葉が全てです。

そのライヴのためのリハーサル。どんと氏は遠くから2時間かけてやってきたのです。「どこから来たんですか?」と云う僕の質問に、彼は今僕が住んでいる街の名前を応えました。渋谷のド真ん中から、どこか海の近くに引っ越したいと思ったとき、20年の時を超えて、その時のどんとさんの台詞を思い出したのです。ほんとだよ。つまりこの曲がなければ、僕はここに住んでなかったってことです。運命ってほんとに不思議だよね。
じゃ、どんと & HW。これは多分23年前の演奏。♪LIKE A ROLLING STONE



全文はこちらで読めます。
【blog上地獄アワー第九回、「BOB DYLAN特集」】


山口洋(やまぐち・ひろし)
1963年福岡県生まれ。1979年HEATWAVEを結成。ヴォーカル/ギターのフロントマンとして、ほぼ全曲の作詞作曲を担当。山口洋名義のアルバムとして、阿蘇でレコーディングした『made in ASO』(2007)や、宮城県白石市のカフェでライヴ録音した『Live atCafe Milton』(2009)がある。2011年には細海魚との共作『SPEECHLESS』を発表。また、ポール・ブレイディ、ドロレス・キーン、ドーナル・ラニー、シャロン・シャノン、キーラ、リアム・オ・メンリィなど、アイルランドを代表するミュージシャンとの共演も多い。東日本大震災以降は、福島県相馬市の人々たちと共に復興に取り組むプロジェクト「MY LIFE IS MY MESSAGE」を主宰。
オフィシャルBLOG:ROCK’N’ROLL DIARY

<LIVE情報>
山口洋 on the road,again / rolling 50
山口洋 (HEATWAVE) X 仲井戸”CHABO”麗市 – MY LIFE IS MY MESSAGE 2014

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