「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信

TAP the POP

佐藤 輝

1984年東京都生まれ。ライター。
R.E.M.を子守唄として聴かされ、高校受験のときに母親から渡されたベックの『Mellow Gold』とクラッシュの『London Calling』でロックに目覚める。明治学院大学ではジャズ研究会に所属。卒業後、下北沢の風知空知で接客業をしながらPAを学ぶ。2011年よりファイブディー・ラボに勤務。

佐藤 輝 が最近聴いてるアルバム

佐藤 輝 の記事一覧

TAP the STORY

血の故郷から学んだ抵抗の歌

「俺の身体の中には、一滴たりともイングランドの血は流れてない。」 かつてオアシスで弟のリアムとともに90年代のロックシーンを牽引してきたノエル・ギャラガーは、自…

TAP the LIVE

キング・クリムゾンがハイドパークにもたらした衝撃

何年か後にこの日を振り返るだろう。 そしてその重要性を十分に理解するはずだ。 キング・クリムゾンの中心人物、ロバート・フリップが日記にそう記したのは1969年7…

TAP the LIVE

ジミヘンが生放送で突然クリームの曲を弾いた理由とは?

1967年の夏にモントレー・ポップ・フェスティバルで脚光を浴びてからというもの、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの人気は留まるところを知らなかった。 アル…

TAP the LIVE

イギー・ポップの感情を揺さぶったドアーズの破茶滅茶なステージ

1967年10月22日。 その日、ミシガン大学はホームカミングデーを迎えていた。 ホームカミングデーとは在校生の家族や友人、卒業生らを迎え入れて楽しむ学園祭のよ…

TAP the LIVE

B.B.キングが生涯最高の演奏と語ったヒッピーたちとの一夜

2015年5月15日に天国へと旅立ったB.B.キング。 その生涯で残した数多くのアルバムの中でも、最高のブルース・アルバムの1枚と語り継がれているのが『Live…

TAP the LIVE

21歳のジョニ・ミッチェルがフェスで味わった大きな挫折

ジョニ・ミッチェルがミュージシャンを辞めてしまいたくなるほどの挫折を味わったのは21歳のときだった。 それは1965年の8月6日、カナダのオンタリオ州に位置する…

TAP the LIVE

『フェスティバル・エクスプレス』が映し出したミュージシャンの非現実的な日常

1970年6月29日、フェスティバル・エクスプレスと名付けられた列車がカナダのトロントを出発した。 乗車しているのはグレイトフル・デッド、ザ・バンド、ジャニス・…

TAP the LIVE

偉大なる兄弟たちのもとで再び歌ったジャニス・ジョプリン

ジャニス・ジョプリンがサンフランシスコで人気のロックバンド、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのメンバーとなったのは1966年のことだった。 その当時…

TAP the LIVE

井上陽水と忌野清志郎が組んだハバロフスク&マフィアの「夢の中へ」

1991年8月25日、福岡市の郊外にある「海の中道海浜公園」の野外劇場では、ロック・フェスティバル「ACOSTIC REVOLUTION STAR STOCK …

TAP the LIVE

NO NUKESコンサートでジャクソン・ブラウンがやろうとしたこと

ペンシルバニア州を流れるサスクエハナ川に浮かぶ小さな島、スリーマイル島の原子力発電所が事故を起こしたのは1979年3月28日。 最悪とされる事態に陥る前に事故は…

TAP the LIVE

ブルース・スプリングスティーンの「天国への扉」を聴いてディランに蘇った原風景

2015年2月6日。 グラミー賞の2日前となるこの日、ロサンゼルスのコンベンション・センターではボブ・ディランのトリビュート・コンサートが催されていた。 ミュー…

TAP the LIVE

進化と退化を体現するディーヴォの、シニカルでエネルギッシュなパフォーマンス

パンクムーブメント吹き荒れる1970年代後半にデビューし、それまでにないサウンドと世界観、パフォーマンスで異彩を放ったバンド、ディーヴォ。 ディーヴォとは“De…

25 / 29<<...2324252627...>>

SNSでも配信中

Pagetop ↑

トップページへ